月別アーカイブ: 2019年11月

日々雑思 庭仕事

月が変わると季節も変わった。湖面をざわつかせる風が湖の向こうからやって来た。水色がみどりっぽくなった。一日中垂れていた山の上の雲が少し高いところにある。乾季が来た。

庭の畑を起こしなおす。スコップを入れ天地を返す。鍬を入れて混ぜかえす。ねっとりとほどよく水気のある土が現れた。ミミズが活きよいよく飛び出しクネクネと躍っている。いつか嗅いだ土の匂い。小石をひらい集め排水路へ敷き詰める。もう鳥がやってきていて虫くれをついばんでいる。レーキで土を均しタネを蒔いた。

土をいじくっていると心がやすらぐ。なにも考えていない。指先の柔らかな土の感触。少しひんやりとしているのにどこかあたたかい。小一時間ほどですべて終わってしまう程の小さな畑。

庭の手入れをする。雑草を抜き庭草を整えてやる。あまり派手にやると女中のセシーに怒られるのでほどよく。季節の変わり目の恒例行事。最近は時間があるのでいつも整っていて気持ちが良い。排水路を掃除する。雨季の間に溜まった土を除く。こうしたことは乾季の始まりにやっておくこと。

ひと仕事終え2階のハンモックで休む。風はずっと吹いていて雲を追いやっている。雲はまだ雨を降らせたそうにしているが風に乾かされて散り散りとなった。近所の家のトタンが風邪に煽られてめくれては戻るのでバタンと大きな音がする。雨季の間に釘が緩んでしまったのだろう。こういう時は風に煽られてトタンが飛んで来るので危ないから出ない。

翌日、以前から気になっていた中庭への小径を直す。段差が大きいので夜間足元が悪いといけない。石段を1つ組む。昨日集めた小砂利を入れ固めた。排水路も小径も良くなる。ついでにコンポストのゴミを出す。穴を掘って、雑草と一緒放り込む。土を混ぜ込んで堆肥となる微生物に活躍してもらう。ビワの実を収穫した後の枝打ちで出る葉、石灰、灰を混ぜ込んで半年程で堆肥となる。