日別アーカイブ: 2019/08/21

日々雑思 いけないねぇ

近所に泥棒が入った。うちの庭先を通り抜けたのではないか、見てよいかと警官が来る。昨夜は雨が降り土は均され人が通ればすぐにわかる。なにもない。ところが彼等はここだと言い切る。どう考えても不可能なところから盗んだ物を運び出したに違いないと言っている。アホらしくなり話を聞くのをやめる。ずぅと二階のテラスにいたので誰かが通ればすぐにわかる、誰も通っていない。あっちからであろうと指を指してやった。バタバタとそこへ行き野次馬共々踏み散らかしているのを見てここなら泥棒も捕まることなく取り放題だなと笑ってしまう。侵入した窓枠をベタベタ触りどんどんと手掛かりを掃除している。まさか被害者自ら犯人の手助けをしてくれるとは随分と親切な奴等だ。泥棒は包丁も持って逃げた、危ないと騒いでる。隣の女房はお前のところが鍵をしていないからだと騒ぎ立てる。自分の家の門だって閉めていないであろうに。あまりにバカバカしくて付き合いきれない。

最近、景気が益々悪くなりボート、メルカド至る所でボリ始めている。外国人と見ると見境なく吹っかけているのを見るとこの村の連中の教養の無さを感じて嫌な気持ちになる。そうした話をセシーにするといつもと違ってどことなくソワついている。きっとこの村の連中がなにをしでかしているかはわかっているのであろう。金がなくなると途端にこれだ。

ZUMBAの帰り、酔っ払いにたかられる。お前は英語が出来るのかと下手な英語で聞いてくる。金をくれ、ビールをくれと偉そうに言うので、しまいには頭にきて働けバカと言ってやる。それを聞いている村人が悲しそうな顔をする。臭い息を吹きかけられているのはこっちだ。恥を知れと吐き捨てる。

金を貸してくれと言われる。貸せば返ってこないのだ。断る。夜、教会の連中を呼んで大音量で祈っている。飯が振舞われ、飲み物が振舞われている。貸せばアレに消えたのかとわかり安堵した。神の名の下に宴会費を払ってしまうところであった。毎年この時期はこうした事が起きる。天気のせいだ、観光客がいないからだ、今年は酷いとすべてを何かの所為にするしか出来ない。愚か者の村に住んで3年、この村の者は明日に生きない。この村の者は未来を見れない。この村の者は今日にしか生きていけないのだとわかる。この村の者に未来を語ってはいけない。夢を見させてはいけない。甘えさせてはいけない。ぬかるみの中で暮らすことにのみ価値のある者なのだと教え諭さなくてはいけない。世界にはこのような者達が必要なのだとわかった。善き社会の一員とはなにか。ここにはここのやり方があり、東の国から来た者がとやかく言うのは間違っている。馴染めないやり方ではあるけれど眺めているだけであれば害にはならない。

こんな事を書いている間にも隣村からニュース。夜8時以降はトゥクトゥクはそのまた隣村には行かない。なぜかというと山賊が出すぎて危なくて通れないと書いてあった。観光にやってきたカメラマンは機材を奪われ、その恋人はその場でレイプされ対岸の病院へ運ばれた。どうにもいけないねぇ。