フィリピン留学5週目 路上でiphoneを盗られる事案が発生の巻

image治安の良さに安心していましたが、ゲートの外に出る時は用心しなくてはいけないと思わせる事件が起きました。

生徒の一人が表通りを歩いている時、2人の少年に挟まれポケットからiphoneを盗られてしまいました。怪我をしなかったのは不幸中の幸いです。日中の表通りで起きた窃盗事件にフィリピンのネガティブな面を見ることになりました。


image経済的に成長を遂げているフィリピンでも格差は大きくなるばかりだと感じます。先日行ったゴミ山でゴミを拾って生活する人たちの1日の稼ぎは30ペソ程だそうです。まさしく1日1ドル以下の生活を強いられている人がいます。どんなに働いても彼らには一生ビデオなど買えないことを知っているからこそ「ピクチャーピクチャー」と呼び止めるのでしょう。

 

imageそういう場所なので隠しポケットのついた服を着て行きました。お金は隠しておき、盗られてもいいお金を少しだけポケットに入れておきました。
案の定、子供達は後ろからやってきて巧みに僕のポケットに手を突っ込んできます。お土産を持参で行ったので、あからさまにはやってきませんがスルリと入れてくる手のすばしっこいこと、将来はいいスリになるのでしょう。

imageまた、若い青年たちはサンドイッチをもらうことができないので、あからさまにお金を要求してきます。日本人だとわかればお金持ちだと思っているのでしつこく何回も要求されました。「ないよ」というとからかいの言葉をかけられました。一緒に行ってくれたフィリピン人の先生は結構怖い思いをしたようでした。

 

image彼らにとっては富めるものが貧しきものに与えるのは当然という意識があるようです。宗教観も大きく影響していると思います。キリスト教では懺悔をすることで神さんに許してもらえるので罪の意識が低いのかもしれません。窃盗にしろ金の要求にしろ、ダメ元でやってみる価値が彼らにはあります。

 

image僕はこうしたことは善悪の問題ではないと考えています。風呂やトイレもない家での暮らし。異臭漂うドブ川に手を突っ込んで針金を集める毎日を送ることのない僕にとってこうしたことを理解するにはまだ経験が足りないと思っています。戦後の日本にもこうした光景があったと開高健の本で読んだことがあります。泥棒部落と言われる地域で作った密造酒で眼が潰れたり、パンパンや窃盗をして暮らす人々のことが生き生きと描かれていました。

imageここも、 一見するととても悪い地域と思いがちですが、人々は声を出して笑い、元気な子供達が空き地で年齢を超えて遊ぶ姿は東京では決してい見ることができません。同じ服を着た人々が静まり返った満員電車の中で携帯を眺め、誰もいない公園に禁止事項がずらりと並んだ看板だけが立っている風景よりはるかに幸せだと思います。
ここはフィリピンです。排気ガスが充満し、路上で物を売る人、1日中路肩で寝っ転がっている男、子供を抱えて教会の周辺で物乞いをする女が街の風景と化しています。スーパーや銀行の前にはショットガンを持った警備員が立ち、商店の前面には金網が張られています。そうした国で夜の一人歩きや、貴金属などの装飾品をつけて歩くことは彼らに余計な念を抱かせてしまいかねません。ここにはここのルールがあるのだということをきちんと知ってさえいればいいだけの話です。

いよいよ明日から6週目に入ります。だんだんと発音のルールも覚え出しましたがまだまだです。予習もしなくてはなりません。もちろん復習もです。”Don’t be shy.”と自分に言い聞かせて頑張ります。

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フィリピン留学5週目 路上でiphoneを盗られる事案が発生の巻」への4件のフィードバック

  1. けんいち

    フィリピンは東南アジアの中でも独特なんですね。やっぱりキリスト教の影響なんでしょうか。ラテンなアジア?
    英語、大変そうですね。6週間も勉強なんて、私にはまね出来ないですが、頑張ってください。

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    1. HIDEKI 投稿作成者

      けんいちさん
      僕らが子供の頃に見た日本が残っていて懐かしい感じになります。ラテンと宗教は強く感じますね、でもやっぱり東南アジアの雰囲気なので僕にはとても居心地のいい国です。
      英語に限らず語学は時間がかかりますねー、これからスペイン語もこんな風に習うのかと思うとちょっこっと腰が引けますが旅と同じくらい楽しい経験です。

      返信
      1. あおき

        先進国に住んでいれば幸せではないですよね。
        自分の基準をしっかり持っていきたいです。
        辻さんのリアルなリポートとても刺激になります。

        返信
        1. HIDEKI 投稿作成者

          あおきさん
          自分の基準。大切だと思います。でも往々にして僕はそれを見失ってしまいます。でも人はそんなものなのかもしれませんね。物事を見る目線もしかり。どこかに驕りがないか自分を疑うことも大切です。あまりにリアルなレポートにすると読者が離れてしまいそうです(笑)

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