新幹線 温泉 クマ お酒 駅弁

ある日

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新幹線に乗って福島へ向かう。ケンイチロウさんが駅で迎えてくれる。奥様のユウコさんと世界各地をオートバイで廻られたすごい方。でも転んで骨を折ってしまい帰国された。療養中であることをいいことに押しかけてしまった。

 

 

お昼ご飯を食べに行く。ここは食べると温泉がタダになる。温泉ソムリエのケンイチロウさんが「この温泉は入ると肌がツルツルになるけど、これは実は体がとろけているのだ」と教えてくれた。あわてて体のあちこちを撫で回しマジマジと眺めたが、とろけているような場所は見当たらなかった。

近くの城址。ユウコさんとケンイチロウさんが、ここの暗がりにひもじくなったクマがひそんでいたけれどクマのことが嫌いな人がやってきて、鉄砲で退治してしまった。かわいそうなことだとしんみりと教えてくれた。それからおもむろに餃子を焼いてくれ「今日のは水っぽくていけないと」言っていたが、焼き面にはパリンとした立派な羽がついた餃子であったので、遠慮もなくたくさん食べてしまう。

お酒も遠慮なく頂いてしまう。ユウコさんは旅の話をしている途中で船を漕ぎ出して寝てしまった。せっかく見せていただいていた旅の写真のことが聞けずざんねんだったが、人さらいのようなおっさんが押しかけてきて、ケンイチロウさんを拐っていってしまうではないかしらと心配のあまり疲れてしまわれたのだ。お土産を渡す時に「怪しい者ではございません」と言い忘れてしまったのがいけなかった。

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翌朝、お二人から「いわき」に出かけるので一緒に行かないかと誘われたが「新幹線の切符を買ってしまったのです」と小声で言うと「それなら駅まで」と送っていただいた。駅員の口車に乗せられて往復切符など買うのではなかったと悔やむ。

郡山。窓口には女ばかりの人だかりが出来ていて新幹線の切符を買っている。座れそうにないので時間を潰す。いい加減になってきた頃合いをみて駅舎に入り駅弁を買う。駅そばもあったが、お弁当がやはりいい。

「秋の大人のお弁当」1000円。

炊きご飯 クリ、マツタケ、シメジ、紅葉の形に切ったニンジン。

天ぷら  マイタケ

炊き合わせ ゴボウ、シイタケ、コンニャク、トリダンゴ

サトイモの素揚げ

お新香

新幹線に乗り込みサッサと食べてしまう。列車の旅にはお弁当が似合うのだ。

おわり

 

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