スペイン語留学16週目 復帰初日は 本当の気持ちを言っちゃうと

今日からスペイン語再開です。体調は戻りました。蚊に刺される訳にはいかないので長袖長ズボンの出で立ちはちょっと暑いのです。しばらくは仕方ありません。
停滞期というのでしょうか、これまで習ったことが消化できずに苛立ちだけがつのります。これまでのように効果が目に見えることがなくなり、同じことを繰り返しているだけの感じをずっと持っています。英語の時はあまり感じなかったことです。学校で通算3ヶ月半、ここまで順調に来たのですからそれも仕方ないでしょう。何の基礎も無い状態からよくここまで無事でこれたものだと思っています。レッスンでは先生が言っていることはわかるのにこちらの言いたいことを言えないのが辛いのです。言い方はわかっているのに単語が出ないことが多発です。聞けるけど言えない。知っている単語なのに思い出せない。聞いたことは記憶しているけどわからない。そんな単語が次々に出てくるのです。でも使える単語が増えだしているのは感じているのです。若い時のように一つ一つを確実に覚えていくのではなくスペイン語全体がモヤモヤとしたままで形成されていく感じなのです。どこを突いても確かな手応えはなく、得体の知れないものを箱の中でつかんでいる感じ、手触りはあるけれど固くはない、温度もなく指の間からヌルリとこぼれ落ちていく妙な手触りみたいな感じです。

 
マリアとのレッスン
「ヒデキは話している時動詞の使い方がひどい。もう少しちゃんと活用を覚えないとだめよ」レッスンの半ばで言われてしまいました。おっしゃる通りでございます。ほかには何も申し上げることがございません。深々と腰を曲げ申し訳ございませんでした。とテレビの謝罪会見のように謝って済むのならどんなにかいいでしょう。病み上がりの身にはこたえるのです。スペイン語は動詞が大切です。これを克服せずに話すことは叶わないのです。マリアが一つ一つ単語を言っていきます。意味を説明し、現在形の活用を人称ごとに言います。同じことの繰り返し。これしか僕には方法がありません。ひたすら頂きの見えない山に取り付いて登っているかのようです。いつまでたっても上り坂に終わりはなく、息が切れ、気持ちが折れそうになるのです。何も考えずただ前に進む以外に方法はないのです。中学1年生の1学期でどれほどの単語を覚えたのでしょうか。おそらく今の僕の方が数倍頑張っていると思うのです。あーもう少し、もう少しだけせめてものお願いです。

 
ホセとのレッスン
「問題はわかっている。でもどう説明すればいいのかわからない」やっとのことで絞りだせた言葉です。宿題に出ていた話を終えた後、imperfecto を含んだ話をしなかった僕に対してホセの説明に答えた僕の言葉です。

 

Hace mucho tiempo, Hay(Habia) dos samurais se llama(ban) Asano y Kira en ciudad de Edo.
Kira no le gusta a Asano. Él estuve(estaba) haciendo sosa(acosando) con(a) Asano en el castillo de Edo.
Una(un) dia, Asano estuve(estuvo) mucho(muy) enojado cuando Kira hecho acoso(acosaba) y el le ataco a Kira con machete( una espada).
Después de atacar, Asano tuvo que hacer harakiri por(para)disculpa(disculparse) a shogun que( )como ray.
Los cuarenta y siete soldaros(guerreros) desideron atacar a Kira cuando ellos perdieron le(a su) capitán y(en su) honor.
14 dia(dias) de Diciembre ellos atacaron en(la) casa de Kira y le mato(mataron) a el.
Después las 47 soldaduras(guerreros) hiseron harakiri en (el) templo de Sengakuji.
何の話かわかりますか。
むかし、城で切れた浅野君がキラ君に斬りかかって切腹になりました。
キレた47人の家来がキラ君の家に押しかけキラ君を殺して
みんな切腹しました。

 

有名な忠臣蔵です。日本人の僕だって実際の詳しい話はわかりませんし、なんで切りつけたのだっけ?どうしてみんな切腹しちゃったの?といった程度のことしか知らないのです。
だいたいなんでこんな話を知っているんだ。しかもサムライってへんなアクセントで呼ぶなよ。しかもOh SAMRAIじゃねーし”おさむらい”なんだよ!感嘆詞なんかつけやがって。赤穂浪士の話がスペイン語でできるわけねぇ〜だろ! なんだって外人は日本のサムライのことが好きなんだ?そんな歴史のことを俺が一度だって聞いたことがあるか?テーマを決めるったって限度ってものがあるんだよ限度がぁ。まったくどこのどいつだ変なことをホセに吹き込んだのは、ナルトやドラゴンボール程度のことにしておけよまったく。恥をかかせやがって腹を切って詫び入れろ!

 

たまには自分の気持ちをストレートに表すのもいいものです。問題はなぜこの話題にしたかではないのです。昔話は過去形を使うからと言うだけのことなのですが、文法的に経験や頻度などを考えて話さなければいけないのです。僕はそこまで使いこなせないのです。

 

昔々、あるところにおじいさんとおばあさんが住んでしました。ある日、おじいさんは山に芝刈りに、おばあさんは川に洗濯にいきました。おばあさんが川で洗濯をしていると大きな桃が流れてきました。おばあさんは拾ってお家へ帰りました。

 

おじいさんとおばあさんが住んでいた日付がはっきりしている時は点過去を使います。西暦何年何月何日から何月何日までの間ドコソコ村の何丁目何番地におじいさんとおばあさんが住んでいましたと表します。スペイン語はより明確に表さなくてはなりません。でもこの場合不明であるため線過去を使います。不明である場合に使われる時間を表す表現は以下のとおりです・・・・・。おじいさんは山にではなく「へ」を使います。「へ」は向かった場所を表す時に使うからです。目的を表す場合は「に」を使います「芝刈りに」ではなく「芝刈りのために山へ向かいました」と表します。桃が流れてきたのは1回ですが連続した動作で時間的概念がないので線過去を使いましょう。拾った動作は1回と明確であるため点過去を使います。何個も桃が流れてきていて何回も拾った場合は表し方が異なります。おばあさんの経験として表現する場合は現在完了を使いますが、数回にわたる経験を過去の時点に戻って話す場合は過去完了を使います。何を拾って帰ったのかがわかりません。桃を拾ってとかそれを拾ってと表します。

 

どうですか。こんな風に言われたら腹も立つでしょう。わかってはいるんですよ。それにしたってあんまりじゃありませんか。こんなこと日本語でだって難しいのです。それをまったく違う言語を始めて3ヶ月半の年寄りに対してなんなんだ!もう少し目上の人間を敬う気持ちを持ったっていいだろうが!大体なぁあれってなんだよ、それってなんだよ。あれをこーしてそーしておいて。ってわかんねーし。拾ったのは桃なんだよ。ちょっとばかしスペイン語ができるからって調子に乗りやがってコラ!とおじさんは困惑してしまうのです。

 
今日は声を大にして言いたいのです。もう少し待ってくれ。明日にはきっと返すから??じゃなくてもう少し時間が必要なのです。それにホセさんそんな話し方ばかりしているとみんなに嫌われちゃいますよ。そんな堅いことを言わなくたって僕の話わかるでしょ?だったらいいじゃありませんか、そろそろ疲れましたねぇちょっと・・・ちょっとだけ休憩しませんか、ほら、コーヒーも準備できたようですし5分くらいいいじゃありませんか、ね。

 
あまりにも困ってしまうと文章がつまらなくなるのです。これを読んでいただいて僕が抱える問題の深刻さをご理解いただけたらと思うのです。ホセは非常に優秀です。おそらくスペイン語の文法に関してはサンペドロでも5本指に入る先生でしょう。僕はホセのレッスンを必要としていますし、彼抜きに僕のスペイン語は成り立たないでしょう。2回目の留学2ヶ月目が今日始まりました。

 

今日の一言
コツコツとやるしかないのです。当たり前のことを、できることを毎日繰り返し練習するしか成功への道は開くことがないのです。発音にしたって毎日舌の位置、口の開け方を1つの動作をいくつにも分けてパートごとの練習をした後、連続した動作で繰り返すのです。そうすればいつの日かきっと日の目を見ることができるのです。みんなからバカにされ、あだ名をスブリ(素振り)とつけられるくらい練習していればいつかはきっと・・・。ちなみに僕は子供の頃から夢みたことが1度も叶ったことがありません。大半の人がそうなんです。ちょっと悲しいですよね。えっ!スペイン語?これは大人になってみている夢なんです。だから僕は叶え方を知っているんですよ。すみませんね。

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スペイン語留学16週目 復帰初日は 本当の気持ちを言っちゃうと」への2件のフィードバック

  1. あおき

    ひゃはは
    こーやってブチまけるのも大事ですよ
    頑張ってますね!

    返信
    1. HIDEKI 投稿作成者

      あおきさん
      そうですね。誰しも聖人君主ではいられませんよ。本来なら感謝こそすれ悪口をたたくなどもっての外なんですけどね
      でもいいですよねたまには。ははは

      返信

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