スペイン語留学 14週目 ホセ、マリア暴走(笑)

お金の問題はこうした経済的発展が遅れている国では常です。みんなお金に困っていてそれが挨拶代わりになっているような雰囲気もあります。ご多聞にもれずここでもそれを聞かされることになりました。観光客の減っている今、この村にもいくばくかの不況があるのです。銀行ローンの支払いが滞り、銀行に呼び出される人が多くいて、あちこちからバイクを買わないか、犬が欲しくないか、家を売りに出している、畑を手放さなければならないなどの話が舞い込んできます。そんな身の上話みたいなことが先日から少しずつ出ていたレッスン。今日は彼氏の仕事の話から始まりあちこちに話がすっ飛び始めました。僕は予定を変更して話の中から拾える単語をかき集めることにしました。ところどころ相槌を打って聞いてますよという意思表示をします。ところどころで質問を挟むことでなんとなくこの村の経済状況がわかってきました。

話を聞くにつれ銀行の暴利や人々の経済観念のなさ、短絡的な思考性や楽観的な性格が見えてきます。人生を楽しむはずの借金が気がつけば自分の首を絞めていたという話は日本でもバブルがはじけた後しばしば聞いた話ですが、こちらの人は自殺などほとんどしないようです。何かにかじりついてでも生きようとする力は見習うべきものがあるなぁと感心してしまいます。でも外国人である僕はとってもお金持ちなんだと彼らは考えるので僕に遠回しに助けてもらいたいようなのです。大きなバイクを持ち、何ヶ月も仕事をせずに旅をして、毎日カフェに通って優雅に勉強している姿は彼らの目からすれば僕は別世界の人なのでしょう。とは言っても人の話なのでlo ciento(お気の毒だね) とかyo conozco como te sientos.(君の気持ちわかるよ)みたいな感じで普段はあまり使わないような言葉を使うことができるのでこちらもまんざらではないのです。こうした人の気持ちを推し量るような言葉はなかなか使えないので自分の感情と言葉が一致しているかを確かめる良い機会です。

余った時間は気持ちを味覚のように表す言葉があるか聞きました。優しい人にso sweetとという言い方が英語にもあるようにスペイン語にもあるか聞いたのです。dulce amargo caliente (甘い、苦い、ホット)など英語にある言葉がやはりありました。他にも性格として頑固、不躾などの言葉を習います。こうした感情や性格を表す言葉は比較的英語に近く、イメージもしやすいのでたやすく覚えることができそうです。マリアの持ち駒が切れかけているようでこちらからリクエストしていかなければならなくなってきました。ちょっと工夫が必要になり始めています。それは最初から予想していたことで想定内の問題です。教え方を教えるというのはなかなかに骨が折れるのです。やはり2週間から3週間のスキルしかないということがこのことからも伺い知れます。それがここの問題でもあるのだと感じました。フィリピンのように長期留学者が増えればもっと変わりようもあるのでしょうが果たして彼らにそれが必要なのかと考えてしまった今日のレッスンでした。

 
ホセのレッスンは事前に用意して万全を期して臨んだので、余裕をかまして発音のレッスンから入ります。質問はないかと聞かれたことがきっかけとなりホセが大暴走です。彼はマヤ人です。マヤの文化をとても大切にしていて、マヤのことになると話し出したら止まらないのです。僕がした質問はpeceraという単語についてでした。水槽のことと辞書にはありましたが、もう一つ砂金堀に使うカネのタライとも書いてあったのです。ホセはうーんそれは言わないなぁと言います。おそらく他の国で使われているのだろうと僕は納得しました。そこで次に進んでおけばよかったものをついつい余計なことが頭をよぎりました。マヤは金の財宝をたくさん抱えていました。スペインに略奪され今は見る影もありませんが、それでも金鉱山がまだあるではないかと思ったのです。そこで僕はまだ金が出るんじゃないのと軽く聞いたのが運の尽き、ホセ大暴走です。金のことから始まりスペイン人がマヤ人からどのように金を奪っていったか、遺跡や装飾品の話に飛び出して話は1時間ほど続きました。こうした時のホセはめちゃくちゃ早口になり、レッスンなど眼中から消えてしまいます。僕はヤッチッタと思いながらホセの話に食い下がります。難しい単語も度々出るので話の概要を理解するので精一杯です。残り20分ほどのところでやっと落ち着きを取り戻したホセ、僕は準備した話を切り出しました。

 
今日は経験を話すことが目的です。英語でいうHaveを使って過去に経験したことを話すための文法を使って話しました。これは少し苦手としていて現在完了と過去完了の違いがいまいちわかりません。過去に経験したことを話しているのに現在も過去もないだろうと思っているのです。今も継続していたとしても過去の経験として話す場合は現在完了、過去に数回同じ経験をしている場合に使うのが過去完了という認識でいました。今日はどうしてもその辺があやふやなので英語で例文を用意しておきました。
After he had called the doctor to confirm his appointment, he went to the station.

Having called the doctor to confirm his appointment, he went to the station.

彼は医者に電話して予約を確認してから駅に向かいました。

僕の英語がどの程度あっているかはちょっと自信がありませんが、駅向かったことはすでに過去に起きたことです。そして歯医者に電話したのはさらに過去に起きたことを言っています。この文には2つの時間が存在しているのです。2つの目の文は分詞構文にして副詞節と主節の辞時制の違いをはっきりさせました。難しいですね。簡単に言うとAfter he had called the dentist to confirm his appointmentの文章とhe went to the station.の文章は時間がずれていることを表したのです。なぜこんなことをしたかというとスペイン語の文法では現在完了のことをpresente prefectoと言います文の基本的な作りはHaber(auxiliarverbo 助動詞英語のHaveにあたります) +Participio(participle分詞の意味)となります。Participleを説明するのは僕は英語でしかできませんがone of the form of a verb that are used to make tences in English. End in- ing and past pariticiplev usually end in -ed or en.です。スペイン語では動詞の活用をadoかidoで活用します。上の文をスペイン語で表すとおそらくこうです。
Después has llamado al doctor para confirmar que su cita, él fue a estación.

僕が知る限りこの文でおそらく二つの文章を表しているのではないかと思うのです。となると過去完了だと思っているpluscuam rperfectoは別物になってしまいます。あれっと思いもう一度よく見ると最初にPlusの文字がここで僕はやっと気が付きました。何回も経験している過去の経験を語る時に使うというのはこのことだったんだと納得です。とすれば過去の経験の回数にだけ注意すれば時制としてはどちらも同じ過去の経験を語るスペイン語の文法は英語とちょっと違うのです。質問をしている最中に僕はそのことに気がつき自己完結です。試しにホセに幾つかの経験としての話をすると合っていると言います。そしてやっと理解してきたなヒデキ、あとは練習だなと言います。僕は毎週何かのトピックについて話をしようと提案しました。墓穴を掘った感じですが、苦労は報われると信じるしかありません。

 

文法が苦手な僕、スペイン語を習う時に英語で文法を考えるようにしました。最近日本語の文法書も読むようになり、3つの言語がごちゃまぜになってしまい、いったいどの言語で文法を考えればいいのかこんがらがってしまいました。とっても面倒なことになっている僕のスペイン語文法それがお分かりいただければ僕には十分です。

 
今日の一言
やばいと思った今週初めから比べればだいぶ明かりは見えてきました。この先も文法は続きます。さらなる試練が待ち構えているかと思うとグンナリです。まるでゲームをしているような感じです。そういえば僕はテレビゲームのこうした次から次へとボスキャラが現れるようなゲームを最後まで終わらせた試しがないのです。嫌なことを思い出してしまいました。
ジムには毎日通っています。終わるとドッと疲れが出るのですが筋肉痛もなくなり、いい気分転換になっています。ムキムキのお兄さんがどでかい重りを持ち上げて、ムチムチのお姉さんががむしゃらに自転車をこいでいる中、ゆっくりゆっくりと動いているのに汗だくになっている僕を見て皆不思議そうな顔をしています。体幹トレーニングを見たことがないのか、皆キョトンとしているのがおかしくてウフフとなっています。アレヨアレヨという間に体が締まり出しています。先日買ったばかりのパンツもすでにユルユルになりました。信頼できるかは別にして体重計に乗るとなんと76kgこの30年近くで一番痩せたことになります。この調子でいけばまだまだ体は締まりそうです。継続は力なり、スペイン語もそうありたいものです。

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