スペイン語留学12週目 レッスン再開

スペイン語留学再開にあたってサンペドロを再び選んだ理由は幾つかあります。
治安がいいこと
ここの治安は非常に良くてグアテマラにいることを忘れてしまうほど平和な村です。人々はとても優しくかなり正直な感じを受けます。
気候がいいこと
1年を通じて気候が安定していて自然豊かな環境であること。
生活費が安いこと
宿泊費が1ヶ月1万円、食費は1食30円から可能です。レッスン費用は週8000円で1日4時間週5日間です。遊興施設などもなく勉強に専念できる環境です。
学校が多いこと
小さな村に6つ(休校が他に幾つか)の学校が点在し自分の好みに応じた学校選びが可能です。家庭教師も複数人いて格安で習うことができます。

他にも友人が出来て勝手知ったる村で多くの人とコミュニケーションを取りやすいこと。美味しいカフェや日本食が食べられること。日本食材が比較的手に入りやすく食生活が安定することなど僕にとってはいいことずくめの村なのです。学校だけを考えれば他の地域での学習も十分考える余地はありますが、マヤの文化や人々の暮らしにより触れやすいこの村は僕にとっては絶好の地となりました。
前回は11週間にわたりレッスンを受けました。基礎的な学習をメインに行い、文法は現在、過去、現在進行、点過去、線過去、未来を終えています。動詞の活用を覚えるのが大変で未だハッキリと区別をすることができないでいます。動詞にはレギュラーとイレギュラーがあってそれもまた僕を悩ます一因となっています。文法は引き続きホセに習います。今回から新しい先生をお願いしました。マリアが僕の先生です。彼女とはすでに面識があります。しかし今回僕が彼女に求めるものは会話、すでにある程度スペイン語ができる僕とどのようにレッスンを作っていくかをきちんと説明して納得してもらわなければなりません。

 

マリア先生は小柄でぽっちゃり。典型的なマヤの人です。可愛らしい顔つきですが化粧のせいかちょっと目が怖い感じです。クレオパトラの目尻にあるような切れ長風のアイラインを入れています。大きな目と相まって目力がとても強いのです。ちょっとプンプンとした感じもありますが笑った顔はとってもチャーミングな先生です。レッスンの初めになぜ彼女を選んだのか、ホセの役割マリアの役割を話しました。マリアは英語は少ししかできません。意志の疎通はすべてスペイン語になります。僕の拙いスペイン語でもどうやら理解してくれたようです。

 

マリアのレッスンは2時間、今日は僕の旅の話をするフリートークです。感情のことで言えない単語あります。そこで僕は感情に関連する単語を教えてもらいます。説明はすべてスペイン語、僕はそれをノートに取り、翌日マリア習った単語をスペイン語で説明をするのです。これは単語を覚えるのにとても役立ちます。説明に使う関連する単語も一緒に覚えることができてとてもいいのです。英単語もこの方法で飛躍的に増えました。

 

文法が売り物のこの学校、マリアもホセ同様に文法から教えていくタイプです。最初、彼女は少しやりにくそうでした。ホワイトボードに板書しながら教えていくスタイルが彼女のスタイルだからです。でも僕は適度にやり取りをしながら少し大げさに驚いたりへ〜と感心したりすることで彼女のやる気を無くさせないようにします。だんだんと彼女も要領を得てきたようです。時々彼女が私のクラスはどお?と聞いてきます。僕はとても面白いよ。マリアはどお?と聞き返します。彼女もいつもと違うレッスンが気に入ったようです。いつまで私のクラスを取るのだと聞いてきます。僕はまずは1ヶ月だと答えました。そしてこれは初めての試みだから一緒にいい方法を見つけていこうというと彼女は笑顔になりました。おそらくこんなレッスンをするのが初めてだったのでちょっと心配になったのでしょう。教えている方がマネジメントされることに対する不安があったようです。このあたりの加減が難しいところです。彼女のプライドを尊重し、やる気を無くさせないようにうまくやっていかなければなりません。

 
ホセとのレッスンはまるで昨日までレッスンをしていたようにスムーズに始まりました。彼もマリアのレッスンを心配していた様子でどうだった?と聞いてきます。僕は全部大丈夫。うまくいっているよと答えました。彼とのレッスンは文法に特化します。よりテクニカルなことを知るために口語とは違う学問としてのスペイン語です。まずは復讐を兼ねて英語でいうところのbe動詞の復讐です。”今日は暑いね”にあたるhay mucho carrorという言い方があります。直訳すると”とっても暑いが有る(存在する)という言い方です。これは文法的には間違えです。Tengo mucho carrorが正言い方です。でもなぜ tener(英語でhaveにあたる動詞です)を使うのかいまいちしっくりきていないのです。be動詞にあたる単語には他にestarという動詞があり使い分けがあやふやです。時間的な概念や場所などの要素を考えてこの二つの動詞を使い分けるのですが感覚的にはわかっていてもしっかりと理解できていません。お腹が空いたというときはtengo hambreと言いますがお腹いっぱいというときはestoy llenoと言うのです。英語ならam一つで済むのにこのあたりがスペイン語の難しいところです。

 

発音も直してもらえることになりました。僕の発音は英語と混ざってしまい。通じるけれど正しくない単語が沢山あります。これらを直しすために発音の練習を取り入れることになりました。それについては明日実際にレッスンを受けてから書こうと思います。
英語のときはなかなか感覚的に覚えられずに苦労したのに、スペイン語では先に感覚で覚えてしまってうまく使い分けを説明できないという逆の現象が起きています。おそらく僕のスペイン語は音から入っているからだと思うのです。同じ言語を学習しているのにこんなに違いが出るなんて不思議なことです。2時間はあっという間に過ぎました。やはり学校にきていると話す量が違います。

 
今日の単語   気になった単語や使い方で心に残ったものです。
caminoとformaの違い 英語のwayにあたる使い方の違い
fantasmas 幽霊
tema topic
perder to lose
pedir to ask for

 
今日の一言
夕方からマヤの儀式に参加しました。マヤカレンダーの切り替わりの日です。厳かな儀式は何回見てもうまく理解できません。宗教とは違うし科学的でもないスピリチュアルなものです。宇宙と繋がりエネルギーを感じると言いますが、僕にはとんと合点がいかないのです。でもそこには何かが存在するような気がするのです。文化の一つと言ってしまえばそれまでですがなんとも妙な気持ちになるのです。
ホテルに帰ると同時に大雨と雷、ぴかりと光ったその瞬間町中が停電しました。しばらくして電気は回復しました。ひんやりとした空気に変わりとても気持ちのいい夜になりました。コンクリとエアコンに覆われた日本では感じられない至福のひと時です。

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