ロサス7HPリニューアルの写真撮影ために再びグランセノーテ、トゥルム遺跡、プラヤデルカルメンに行ってきました。

top-cancun1ロサス7のHPを作り直すハメになった僕。サイトで使用する写真を撮りに行ってきました。そんな1日で考えたことをつらつらと書いてみました。

海外で事故に遭うということ

 

 

 

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この後ベンチが!!!

グランセノーテの人気は相変わらず健在で日本からのツアー客も多く、GWなんだと実感します。日本人ツアーに同行する添乗員さんは真面目に頑張っていますよとオーラを出されています。マメマメしく働き至れり尽くせりの添乗員さんは本当にたいへんだなぁと思います。レンタル用品の受付で預けたパスポートを返してもらおうとしていた時、バリバリドボンと音がしてあたりが騒然としています。何かあったようです。異変に気がついた係員が飛んで行きました。日本人の添乗員さんも慌てています。でも落ちたのはメキシコ人のおばさんでした。水面に張り出した木製のテラスに置かれたベンチが壊れて荷物もろとも水際に落ちたのです。おばさんの大きさに耐えきれなくなったベンチが見るも無惨に砕け散っています。周りの男衆がテラスにおばさんを引き上げようと上から引っ張ります。があまりにも巨大な体はテラスにゴチンゴチンとぶつかり、どうにも上がりません。船べりに巨大マグロが引っかかってしまっているかのような光景に僕は釘付けになってしまいました。おばさんがグッタリとなってしまってからようやく階段から引き上げることに気がついた男衆。おばさんを引っ張ってそこからやっと引きずりあげました。おばさんの腕、足はみるみる青あざが広がっていきます。アゴの下もブックリと腫れ上がっていきます。おばさんはしこたま水を飲んでしまったにもかかわらず、水が飲みたいと泣いてます。錯乱しています。慌てて係員が水を口に持っていきますがペットボトルを逆さまにしてドバドバぶっかけてしまいます。容赦ありません。勢いが良すぎるのとアゴの腫れが口の中まで及んでいるのか水がゴボゴボと音を立てながら溢れ出しています。おばさん丘の上に上がってまで溺れています。目が白黒するのを初めてみました。またまた僕は目が点になってしまいます。

周囲の慌てようとやっていることのチグハグさ。僕は日本だったら後でえらいことになるだろうなぁと思い、日本人の添乗員さんが気になりました。見るとホッとしたような心配しているような顔つきです。おそらく添乗員さんも目の前で繰り広げられる光景に驚いたことでしょう。でも自分のツアーのお客さんでなくてよかった助かったっと密かに思ったのが顔色からわかります。おばさんの旦那さんも益々腫れ上がるおばさんのアゴを押さえつけるようにキスをしまくりますが、それがおばさんの痛みをさらに大きくしているようです。顔は苦痛に歪むばかり。僕には仕留めたマグロを〆ているようにしか見えないのです。後から来た係員は、おばさんには目もくれず落ちたおばさんの持ち物を網ですくい上げようとしています。なかなかうまくいかず落としてばかり、水に入って回収しようとは思いもしないみたいです。それどころか壊れたベンチの木材が小さいのでそれを先にすくい出す始末。そんなメキシカンたちはいたって真面目なのです。なぜそうなってしまうのか。彼らに悪気はないのです。生まれ持った性、底抜けの明るさが彼らをそうさせてしまうのです。想像を絶するドラマを垣間見た気がしました。他の日本人ツアーの人たちもスケジュールが押しているのでしょう。静々とセノーテの中に潜っていきました。ブクブクと水面に浮かぶ泡はセノーテの奥へ去って行きました。ペットボトルの水がなくなった係員、別のを持ってきますと言って受付に戻ってきました。並んで待っている僕らに気がついた彼が僕らにパスポートを返してくれます。そこへ新たに来たお客さんにマスクを借りたいと言われると彼はペットボトルのことなどすっかり忘れてしまい。お客さんの対応を初めてしまいました。これを見て僕はとうとう吹き出してしまいました。

ことの顛末がどうなったかはわかりません。でも僕はまた一つ海外での大切なルールを知りました。”海外で事故に遭うということはこういうことなのだ。壊れる前に交換するのが当たり前と思ってはいけない、壊れるまで使うのだ。何としても自力で安全な場所に避難しなければいけない、助けられるということは怪我を悪化させることなのだ。慌ててはいけない、人に頼み事をしてはいけない、錯乱した本人の希望を叶えようとする行為はとても恐ろしいのだ。係員頼みはいけない、彼らの気は瞬く間に違うものに散ってしまうのだ。”

写真を撮り終えた僕はトゥルム遺跡へと向かいました。

 

カメラの小さな窓から覗いて

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イグアナ可愛いんです

トゥルム遺跡はマヤ最後の遺跡と言われます。海岸に広がる遺跡群はたのマヤ遺跡に比べ規模が小さくピラミッドもありません。これといったものがないのです。強いて言えばイグアナがたくさんいるのです。個人的には好きな遺跡ですがそれは散歩コースとしてです。HPに遺跡と紹介する以上は写真はそれなりのものが必要なのですが、なかなか見つからないのです。それではと観光客が楽しげにしている写真をと思ってもどれもありきたりの写真にしかなりません。そう自分にとって興味のない写真はうまく撮ることができないのです。素人の悲しさはこうしたときに如実に現れます。僕がカメラを通して見る視点はいつも他人の視点です。撮る写真はすべてどこかで見た構図なのです。自分が何をみているのかわからない時、僕はそれを切り取ることができません。

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どこだかわからないですよね

どう撮ればいいのかわからないままとりあえず気になった光景を撮っていきます。同行してくれたマキさんにヒデさんイグアナばっかり撮ってますねぇと言われてしまいました。僕はふと彼女は何を見ているのだろうと気になります。女性の目線からみたこのトゥルム遺跡はどう映っているのか知りたくなったのです。理由はこの写真が使われるのはロサス7のブログだからです。僕は彼女に質問してみました。なにを見ているんですか?彼女の答えは意外なものでした。”初めて見た人には敵わないんですよ写真って”彼女はまるで僕が苦労しているのを知っているかのように平然と答えました。僕はハッとさせられます。ここに来る前に予習をしておこうとガイドブックに目を通してしまったのが失敗でした。よくある風景写真ばかり撮ろうと躍起になっていた僕を見透かされているなぁと苦笑いしてしまいました。彼女の一言で僕は視点を変えることができました。なにもトゥルム遺跡だとわからなかくたってこんな視点があるんですよ的な写真で構わないのです。なぜなら遺跡に興味がある人はすでにどんな場所かの概要をガイドブックで知っているのですから。

 

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お気に入り

僕は自分が見ているものが何であるかを探します。人間の目は不思議なことに見ようと思うものに自然とフォーカスします。でもそれを意識することはとても難しいのです。カメラのファインダーを通して見る時も同じ、自分が見ているものがわかっていないと平べったい写真にしかなりません。いま自分の目の前にある光景のなにを見ているのかを探すことが写真を撮ることだと思うのです。カメラの設定をあれこれと変えながら自分の見ているもの探しをするので僕はなかなかシャッターを切ることができません。ファインダーから目を話してもう一度確認したりしながら少しずつ撮りためて行きました。

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雰囲気は出たと

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でも偶然なんです

撮り終えた後画像を確認します。満足のいくような写真は撮れませんでしたが、僕がなにを見ていたかはよく分かる写真ばかりでした。なぜって?そこには見事なプロポーションの女性が写りまくっていたからです。ビキニのボインちゃん、撮っている時はわからなかったけど僕は彼女のオッパイばかり撮っていたのでしょう。自分の視点に後から気がつき赤面してしまいました。一応、名誉のために言い訳をしておきますが、歩く速度が大して変わらないので、同じようなメンバーが写りこんでしまうのは仕方のないことなんですよ。
なぜ英語を使いたがるんだ

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観光地を撮るのは苦手

プラヤデルカルメンは最近人気がとてもある町です。カンクンから1時間ほど。以前はコスメル島へのフェリー乗り場としての小さな町だったのですが、コスメル島から客船にお客さんがやってくるようになり今ではこの辺りでもっとも観光地らしい町に変貌しています。メインストリートにはみやげもの屋とオープンカフェが立ち並びショッピングモール、スターバックスもあります。この通りではスペイン語など必要なし。英語ですべて通じるのです。でも店員はメキシコ人。こちらがスペイン語で何かを話しても英語で返答するのです。この違和感ったら”なぜ?”となるのです。どうやら英語ができることは一種の自慢のようで、店員は他の店員やメキシカンに”私はこんなに話せるのよ〜”とアピールしている節があるのです。最近英語とスペイン語がごっちゃになっているこちらにしたらいい迷惑。こちらがスペイン語で話しを続けてもやっぱり答えは英語。かなりなまっているので聞き取りズラいことこの上ないのです。それならと英語で聞くと益々調子付いてしまい手がつけられません。英語に対する憧れは日本人の比ではないのかもしれません。

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こんなの見つけられるのかな

そんな観光地。僕にはやっぱり興味がわかないのです。機械で作られた中国製のありきたりのみやげ物、すべてに「CANCUN」「MEXICO」とご丁寧に地名入り。日本だったら「伊豆」「九十九里」とかと入っているようなものとてもこっぱずかしくて使えないのです。Tシャツも全部。「なんで地名が書いてあるのだ?」と聞くと「書いてなかったら分からないでしょ」とお答えになる。おっしゃる通りです。この辺りの感覚がわかるような、わからないような。複雑な気持ちにさせるのです。こうした会話もすべて英語。どうにもヤリずらい町なんです。そんな町の写真、やはり町の様子を伝えなくてはと思うのですが、うまく行きません。大抵こうした町は夜が賑やかになるのです。そんな時間まで待っていられないのです。僕は短パンTシャツの男女混成のツーリストを探しますが、普段は嫌というほど見るお馴染みのグループが見つからずがっかり。仕方なくみやげもの屋の客寄せ用のモニュメントを撮ってごまかしてしまいました。ちょっと疲れたのでスタバに寄って一休み。ここでも英語で得意そうに話す店員。ちょっと意地悪してやりたくなりました。「ダブルトールへーゼルナッツアイスラテウィズホイップ」と早口で言うと「???Que?」やりました。”スペイン語をやっと使ってくれましたねザマーミロ、へへへ”と内心してやったりです。頼んだのはアイスコーヒー。「名前は?」「 HIDEKI」得意そうにサラサラとカップに書いたそれを見せる「JIDEKY」って「はぁ〜イグザクタメンテ」その通りだよと笑って済ませました。すっかりゲンナリして店を出た僕、帰り道ちょっと気になって写真をパチリ。その途端「エクスキューズミードントテイクアフォト」うなだれて町を後にしました。その最後の1枚が皮肉にも僕のこの町でのお気に入りになりました。

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ロサス7と言う宿は
1週間かけてリニューアルしたロサス7のHP。出来の方はどうなんだろうといぶかしんでいます。扱いが苦手なオヤジでも更新できるようにとシンプルに作りましたが当分更新は望めそうにありません。情報量は同じですが、価格や時間などしょっちゅう変わるものについては省いておきました。でも宿に来れば常に最新の情報がもらえます。なんといってもこの宿は昔ながらの日本人宿、長期旅行者からの情報量が満載です。ネットでしか宿を予約したことがない旅行者にはちょっと思惑と外れてしまうかもしれません。でもここにいると生暖かな泥沼にどっぷりと使っているような気持ち良さ。ついつい長居をしたくなるのです。

HPを作ってあげる時、オヤジが言っていました。ネットは悪口ばかり書かれて嫌だと。僕はどんな旅人がこの宿の評価をしているのか片端から読んでみました。”泊まる価値なし””南京虫が出そう””癖のあるオヤジで嫌だ”などなど。半分当たって半分外れてるかなぁと言う感じです。確かにリゾートとしてカンクンに来ていればこの宿は泊まる価値などありません。でもそれならホテル街を選ばないと今時カンクンでこの価格はなかなかありません。後発でできた宿と比べてもそりゃ負けちゃいます。南京虫?インドの安宿より汚い?南京虫が出そうなどん底宿に泊まってきている長期旅行者は言います。ここはすごく綺麗で快適だと。こうした宿には名物の泊まり客がいるのが普通だったんです。今でこそ減っていますがね。ここは古き良き時代が残る貴重な日本人宿。十分ではないけれど必要条件はすべて満たしていると思うのです。中南米の旅人の口コミでは結構評判いいのにどういうことなんでしょうね。僕は大体見当がつきましたが皆さんがどう感じるかはお任せしようと思います。

セントロにありバス停からも近く、どこに出向くにも便利な立地条件、買い物も近くでできて、観光にも不便はなし、キューバの情報も多く、荷物まで預かってくれる。そんな宿なかなかあるもんじゃありません。癖があるのは素直な証拠。付き合ってみればその可愛らしさもわかるんじゃないかと思います。今時、予約サイトにも登録していない、事前の予約も必要なしの宿なのに、なんで予約もできない予約サイトに書き込んだ情報が気になるのかわかりませんがそんなところがまた憎めないオヤジ。カンクンにお越しの際は是非我もと思う方オススメです。

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