グアテマラからメキシコへ2

4日目
スペイン語学校はすでに

朝、プライベートレッスンをしている人と待ち合わせるが、仕事があるので午後にならないと帰ってこないという。昨日は昨日で同じ。

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部屋を貸してくれる売店

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ウリとバケツ

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生活している感じがあります

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部屋貸しのおばさん

 

 

 

 

 

有名な旅行ガイドに載っていたスペイン語学校はすでになくなったという。村を歩いていると何人かに声をかけられる。驚くことに彼らは僕のことを知っていた。部屋を探しているならあるわよと言って自分の家に案内してくれたり、昨日、◯◯の写真を撮ってあげたんだって?、お前さんのこと知っているよとか、とにかく声をかけられる。小さなこの村の情報伝達力はどうなっているのだろう。おかげで安心して歩くことができるのはいいことだ。

 

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味はなかなか、でも手がベタベタ

市場の上にある食堂で昼食。茹でた鶏肉にグレービーソースのようなサルサをかけたものにご飯。ペピアンという。初めての味だけれど不味くはない。グアテマラ人は朝も昼も夜も鳥の唐揚げを食べている。フリホーレスという黒豆の煮たものとトルティーヤは毎回出てくる。

 

 

 

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同じように見えるんだけど

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少しづつ違うのです

読み書きを習う人々
広場は3階建になっていて男衆がテラスに寄りかかり通りを眺めている。まるで鳥が電線に止まっているようだ。その下の便所の隣の小さなスペースにぎっしりと人が詰まっている。何をしているのかと覗く。見ると「読む、聞くを習う場所」と書いてある。奥まったところに若い女が一人で孤軍奮闘している。聞くと学校のようなものだと言う。男も女も入り混じって紙にスペイン語で何か書いている。何を書いているのかと見ると免許証のコピーを回して名前と免許番号を書き、男の物か女の物かを×印をつけて区分けしてる。思わず笑ってしまったが名前と数を覚えるにはいいのかもしれない。質問があるかと女が聞いているが一体、人様の名前と番号になんの質問があるのだろうといぶかしんだ。が皆次々に何かを聞いては笑っている。マム語なのでさっぱりわからないが楽しく読み書きを習うのはいいことだ。女は今日の午後はホテルの掃除に行かなくてはいけないから明日までに宿題をやっておくようにと言っている。間違っても私が直してあげるからちゃんとやってくるのだというと皆が何かを囃し立てては手を叩いて喜んでいる。

人のいない図書館にて
村営会議所の中にビブロテカポピュラルと書かれているのを見つけ入ると図書館だった。スペイン語のテキストがずらりとならんでいる、図書館の青年に誰が読むのだと聞くと、ここではマム 語を皆話すのでスペイン語も英語も学校で習うのだと言う。スペイン語はよく使うから覚えるが英語はダメだ。でもアメリカに行って働くには英語が必要だけど難しいと嘆き、日本語はどうかと聞くのでもっと難しいと答える。この程度の小さな図書館はいいが置いてある本がいけない。政治家の本、歴史書などしかなく面白みが足りない。置くなら小説や図鑑にすればもっと人が来るはずなのにと思う。

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これは美味しかった

フリホーレス
結局プライベートティーチャーは現れなかった。質を云々言う以前の残念な結果にいささか意気消沈したが、そのあとのフリホーレスの殻剥きは楽しかった。大女将と一緒に大量のフリホーレスの殻をむく作業を体験できた。彼女からたくさんの質問攻めにあいながら僕は知っているスペイン語を駆使して懸命に答えた。それは僕にとって素晴らしい時間となった。もちろん彼女からフリホーレスについてたくさんのことを教えて貰った。1年分の豆をむく作業は半日に及び結局全部は終わらせることはできなかった。1つ1つ殻から豆を出しているうちにフリホーレスに愛情が芽生える気がした。丁寧にゴミを取り除き、袋に詰めていく。グアテマラ人にとってこの豆は宝だった。山にへばりつくように作られた畑から男衆が息を切らせて運び出したその豆は天日で干され彼女たちの手によって剥かれていく。おしゃべり好きの女衆は手と口は休むことを知らない。指の先が痛くなってきた頃作業は終わった。コーヒーをもらいホッと一息つく。厨房からいい匂いが漂ってくると俄然ホテルが賑やかになった。入れ替わり立ち替わり人々がやってきて厨房からは賑やかな笑い声が聞こえて来る。遠くから聞こえる宴の音楽が耳に心地よかった。

今日の一言
何もない1日であるのにたくさんのことがありました。ただ普通に歩いて気になったことに興味を持ち質問してみる。素通りしていたら何事も起こらなかったはずの小さなことが次々と経験へと昇華するのを感じた1日でした。いずれもこちらから声をかけることから始まりました。

 
クチュマタン情報
ホテルファミリアを出て左に登るり最初の分かれ道を左に入るとすぐに木造の売店がある。ここで尋ねれば部屋を貸してくれる。詳細は売店の女と相談。
スペイン語教師
セントロからメイン通りを下り左側に見える電気屋。ここで家庭教師を紹介してくれる。
WiFi
宿はWiFiが使えないのでネット環境が必要であれば、ホテルと交渉するか、SIMカードを購入するしかない。
食事
メルカドの2階に食堂あり、10〜15ケツアレスほど。
市場では野菜、果物、米のほか日用品、ラーメンが買える。
ホテルのレストランでは25〜35ケツアレスほどでスパゲティー、ハンバーガーも食べられる。
治安
いたって平和、犬が多く夜間は凶暴化しているが人間には害がなさそう。
気候
夜間は冷え込む。薄いダウンが便利。
アクティビティー
ハイキングで裏山に登ることができる程度。

スペイン語留学選択肢がなく家庭教師は会うことすらできなかった。

5日目
天空の村コンセプシオン

あさ、宿を出る前に道のことを女将に聞いてみる。すると女将の顔が顔が真顔になって旦那の元へ行きマム語でしばらく話し込んでいる。そして戻ってくると道は所々悪いけどいける。途中で分かれ道があってそこを行けば楽だけど説明できない。コンセプシオンには上がらないほうがいいと思う。あそこの道は危険だから。人に道を尋ねなさい。それと気持ちを強く持って、山賊には気をつけなさい。そう言われてもWiFiにつなぐことができないので、情報を仕入れることができない。とりあえず再び山賊の出る道へと進むことにした。村を出るとすぐに砂利道となる。かなり凸凹していて走りにくい20キロ〜30キロで進むのがやっと。途中途中でほこりにまみれた小さな集落が現れる。こんなところでどうやって暮らしているのだろう。

道はさらに悪路へと変わりおそらく分岐を間違えたことに気がついたときは引き返せないような山道になっていた。麓で聞いたときコンセプシオンはどっちと聞いてしまったのがまずかった。これまでにないほどの悪路を進むと頂上に村が現れた。まるで天空の村のように山頂にへばりつくように家がひしめいている。学校から市場まである。手を骨折したのだろう子供がギブスをしているので病院もあるのだとわかる。全身冷たい汗で濡れてしまったので一息つくために売店へ寄る。売店にいた人たちに明らかに警戒の色が浮かんだ、よそ者がきたという警戒感がありありと浮かんでいる。再びバイクに乗り村内へと進むと皆がこちらをジッと見ている。細い道ではすれ違いができないので待っていると子供は家の中に隠れてしまう。グアテマラに来てここまで警戒されたのは初めてのこと。やはり外国人はあまりやってこないのだろう。それはそれで興味がわいた。予想以上に開けた町を見てなぜこんなところに住まなければならなかったのだろうと気になった。あわよくば泊まってもいいと思っていてホテルの人に部屋はあるかと聞くと、無いと即答されてしまった。仕方が無いので村を出て下ることにする。

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久々のフル装備

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村の子ども

 

 

 

 

 

麓の町では男も女も民族衣装を着ていない。食堂を走りながらチェックしていくがメキシコ料理の影響があるのか、グアテマラぽく無いのでそのまま進む。道の分岐に差し掛かり一旦止まって確かめていると男が女の子の手を引いて金をくれと早口でまくしたててきた。僕はこれからメキシコにいくからお金はもう持って無いのだと答えると、すんなり引き下がって女の子の手を引いて去っていった。

国境越え
前回メキシコの入国ではたらい回しにされて4時間もかかってしまったのでちょっと不安であった。グアテマラ側ではスムーズにスタンプをもらいバイクの通関手続きへと向かう。係官の女がまたグアテマラに来るのかと聞いてきたので5月に戻ると答えると延長の手続きがスムーズになるように手配をしてくれた。延長ができるのなら最初からしてくれればいいのにと思ったがすんなり終わったので気分良く出国。メキシコ側の国境は4キロほど進んだところ。ここでもパスポート、バイクの手続きはすんなり終わる。前回のあの苦労がなんであったのかと思ったが言葉ができるようになるとここまで変わるのかと驚いた。

危険を実感できる町
目的地まであと少しだったが日暮れが近いので手前の町で泊まることにする。夕方につきホテルで一休み。久しぶりにネットに繋がったので溜まっていたメッセージに返信をした。シャワーを浴び洗濯を済ませて食事へ出かける近くの食堂でタコス、梨のジュース。帰りにビールを買いホテルへと戻るときにはすっかり暗くなっていた。先ほどまであんなに賑やかだったのに人通りが全くなくなっている。ホテルの前で町を眺めていると僕に気がついた女は道の向こうへ渡って進んでいった。明らかに用心しているのがわかる。8時を過ぎると人通りは途絶え、道から人気がなくなってしまった。こうした雰囲気はあまりよろしくない。町の雰囲気が悪すぎると感じたので外出はしないことに決めた。
サンクリストバル デ ラス カサス
久しぶりのサンクリ今回は良く晴れている。ここにきた目的はベルトのバックル探しとスペイン語学校探し。宿のタケシさんに聞いて人を紹介してもらう。ここで少し探し物、久しぶりのメキシコを満喫、やはりグアテマラとはまったく違う雰囲気。ここでちょっと驚きの出会いが、ベルト作りに協力してもらえる仲間を見つける。やはり何事も動かなければだめなんだ。出来るかどうかなどまずは考えず。やってみることが大切。また一つ歯車がカチリとはまった気がした。

 

きょうの一言
すべてのことがいっぺんに動き出した気がします。これまでもがいていただけの行動が少しづつ形をつくりだしています。まだまだ未完ですが、0から始めたことが回り出したことは確かです。求めよされば与えられん、犬も歩けば棒にあたる、風にまかせよ。どうなっていくのか僕は期待に胸が膨らんでいます。

学校紹介も順次上げていきます。最初は学校選びについて、その次はサンペドロの学校紹介、ウエウエテナンゴ、クチュマタン、メキシコのサンクリストバル デ ラス カサスの順に紹介していきます。バックパッカーの役に立つといいのですが。

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