スペイン語留学10週目 何もない日もあるのです

僕は結構一人の時間が好きで、縁側に座りボーッとしたり、畑や庭を黙々と耕し、草を抜く作業が大好きでした。土や水ををいじっているは穏やかな気持ちになれたからです。人嫌いというわけではないのです。他人の気持ちを害することが嫌で、なるべくプライベートなことは聞かないようにしてるだけです。もちろん自分のことも必要以上に話すことを避けてきました。勤め先、家族、趣味、生活スタイルなどを語るのがとても苦手だったからです。なぜそんな風になったのかはわかりませんが、一方では家に鍵をかけたこともなく、友人が勝手にやってきては庭でBBQをしていたり、泊まって帰ることも珍しくはありませんでした。人と一緒にいることは苦にならないのに、なぜか話が苦手なのです。常に事実だけを知りたくて余計なことを聞いたり話したりするとろくな目に合わないと知っているからです。

でも英語を喋っている時僕は比較的はっきりと物を言います。自分の性格が変わることを感じるのです。最近はスペイン語でも同様です。ノンネイティブの特権でもあるのですが難しいことを言えないので多少乱暴に話しても相手が許してくれることもありますが、それを差し引いても外国人と話しているとはっきりと物を言えるし意見の相違があってもそれは単にそのトピックについてであって、互いに気まずくなってしまうことに発展しないのです。それは僕にとっては非常に楽で話しやすい環境です。

最近は、日本語で話しているよりスペイン語や英語で話している時間の方がはるかに長いので感覚が外国語の感覚に近寄っています。それがちょっとした失敗を招きました。レッスンが終わり、通りすがりにカバさんに挨拶をすると暇だから寄ってってと言われました。今日はレッスンも順調で何事なかったのでお昼はカバさんのところで食べることにしました。先客のグアテマラ人と会話をして随分と話せるようになってるとカバさんが言ってれました。ちょっと有頂天です。彼らが帰るとカバさんがお茶を煎れてくれました。久しぶりに飲む日本茶は本当に美味しかったのです。そこへ日本人がやってきて挨拶をします。この時僕はついつい調子に乗ってどこに泊まっているのですかなどと聞いてしまいました。相手が日本人であることを忘れて話しだしてしまったのです。しばらくここに滞在するという彼ら、何も予定がないというので学校のことを切り出すとちょっと興味があるような感じに見えたのです。そこで色々と知っていることを話したのですが、話が終わった途端でも僕らすでに南米を旅行してきたのでもう必要ないんですとバッサリ切り捨てられて終了です。これが外人だったら話し始めの時に学校は必要ないんだよと言ってくれるのですが日本人と話していることを忘れていました。そそくさとお茶を飲んで退散です。空気の読み方を忘れていました。
今日のレッスンでは発音について少し話をしました。スペイン語にもシラブルがありますが、英語ほどは難し物ではありません。単語の最後がDとDOで終わる場合、SとZの発音の違いなどがありますが、LLを”Y”で発音することもあれば”G”で発音することもあるスペイン語、あまり気にしなくても理解できるようです。人と話していると比較的”G”の発音には気を使いますがそれ以外は直されたことがないので日本人の発音は比較的いいのではないかと思います。
今日の一言
今日は何事もない平和なレッスンでした。たまにはこんな日もあってもいいのかと思います。学校から帰って部屋にいるとパラパラと音が聞こえます。外を見ると雨。ここにきて初めての雨です。そろそろ雨季がやってきたのかもしれません。屋上に出て雨を見ながら随分と滞在していることを実感しました。

Pocket
LINEで送る

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です