土日通信 僕は歳をとったのか?

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先日の記事にコメントをいただきました。コメントというよりは詩なのですが、全文英語でちょっと難しいので意訳を簡単に。

 

 

 

第2の青春

若いってのはな、心の持ちようなのさ。妄想を膨らませて猪突猛進しゃちゃったっていいんだぜ、難しいことなんか考えないで回り道をしていきな。それが若さってもんさ年齢なんか関係ないよ気持ちが若けりゃよしわくちゃの顔だってそいつは若いんだ。悩んだり疑ったり諦めたりする奴は知らないうちに歳をとっちまうのさ。70のジジイだろうが16のガキだろうが子供みたいな興味を持って素直に行ってみな。そこにはきっと何かあるんだぜ。

信じちゃいな
自信を持てよ
望み?捨てなきゃいいさ
疑っちゃダメだ
怖がっちゃダメだ
がっかりなんかするんじゃないぜ
歳取っちまうからよ

しっかり立って空を見上げな、教えてもらえよ、楽しみな、やってみな、なんか感じるだろ。だったらおまえは若いのさ。人のことばっかり羨んでると心が冷めちまうからよ。人のやることに文句ばっかり言ってると極楽浄土に行けないぜ。

 

 

この詩はサミエル・ウルマンという人が書いたものです(本当はもっとちゃんとした訳があります)。マッカーサーが昭和天皇を訪問した時に壁に掛けられていたもので、松下幸之助も大好きな詩でした。無名の詩人だったのが一躍有名になったのはこうしたエピソードのせいです。陛下や松下幸之助が何を思ってこの詩を飾っていたのかなんて知る由もありませんが、こんなたいそうな詩をコメントされてしまった僕がこの1年で生み出したものはブログのアフィリエイトで得た1000円にも満たない額とこの町で集めた本2冊です。でも僕はそれ以上に大きなものを得ることができました。それは2つの言語と仕事を辞めてからできた100人を超える友人です。彼らの助けを得てここまでたどり着けました。この先、どうなるかもまったくわかりませんがなぜか不安はないのです。生きる術を得た感じというのが一番近いのかもしれません。

 

今日、町の裏にある火山に登ってきました。昨日の夜、テオがやってきて行けなくなったと言います。僕は4人分の弁当を用意していたので、ちょっと困りましたが、仕方ありません。ホテルの人が一緒に行ってあげるよと言ってくれました。朝5時の約束をしましたが時間になっても現れません。仕方なく町にトゥクトゥクを探しにいきますが、まだ真っ暗な町には1台も走っていません。市場の準備をしているおばさんがどこ行くの?と聞いてくれました。火山に行くというと近くの百姓仕事に出かけるおじさんを捕まえてくれました。僕は彼と一緒に登山口までタクシーに乗りました。金額も恐ろしく安く、おじさんは登山の受付の人を呼んでくれてから畑へと去って行きました。

 

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OLYMPUS DIGITAL CAMERA この素晴らしい眺め入山料に100ケツアレス必要です。

登りは急で息が切れます。この数ヶ月運動らしい運動ができていないツケがたっぷりと回ってきました。それでも頂上からの眺めを楽しみに登ります。3時間はかかるよと言われていましたが、2時間半ほどで登れました。心地よい風が吹いています。頂上から見渡した景色はとても清々しいものでした。持ってきたお弁当を食べ、出会った野良犬にくれてやります。下っている時、大きなマキの束を担いだおじさんに出会います。彼は最初こそ警戒していましたが、すぐに打ち解けて薪のことやトルティーヤのことなどとても詳しく教えてくれました。

 

山を降りて夕食の買い物をしに行きます。すでに知った顔ぶれの店のおばさんたちは気持ち良く買い物をさせてくれます。露店のジュースで喉を潤し、小腹が減ったので出店のセビチェを食べます、隣に居た知らないおじさんに疲れたー山に行ってきたんだと言うとすぐに会話が弾みました。ホテルに帰ると約束を破った彼が” 起きてすぐに行ったけどもういなかったんだごめんよ”と言います。ちょっと照れくさそうにしている彼、グアテマラ人のいい加減さにもだんだんと慣れてきて動じなくなった僕。次の機会にねと言ってシャワーを浴び、ちょっぴりお昼寝です。

 

たとえ予定通りにいかなくても、なんとかなるものです。それどころか楽しい出会いや景色が僕を迎えてくれました。トラブルも含めて楽しめる心、穴の空いた靴下を縫って使う物を大切にする心をみつけました。人と楽しく会話する心はまだ持ててませんがもうすぐ見つかりそうな気がしているのです。ガクガクと震える膝と明後日にやってくるであろう筋肉痛をちょっとどうあしらってやろうかと思案中です。

 

今日の土日通信、いただいたコメントに対する僕の返事です。いつもとは毛色の変わった記事になりました。予定していた記事はまた後日、色あせなければ掲載したいと思います。

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土日通信 僕は歳をとったのか?」への2件のフィードバック

  1. あおき

    何事も、楽しむ姿勢なんですかね。
    人のドタキャンとか、がっかりしたり頭に来すぎるのは自分が結局人に依存してるんだろ〜なと思って嫌になったりします…

    返信
    1. HIDEKI 投稿作成者

      あおきさん
      そうですね。僕も暗〜い気持ちに正直なりました。グアテマラ人はちょっといい加減なところもあって日本人の感覚だととてもついていけないことがしばしば起こります。でも彼らに悪気はなさそうなのでこちらもどう対処したらいいのか迷ってしまいます。旅を続けていると度々そんなトラブルに見舞われますが、得てしていいことが起きるのもそんな時なんです。1歩を踏み出しさえすれば物事は勝手に回り始めるのだなぁとつくづく思うのです。予定や結果に喜びがあるのではなくその過程にこそ面白さが詰まっているような気がしています。何かをする時に自分が楽しむことが一番、それはきっと他の人に伝わっていきますよ。それがまたラッキーを生み出すのではないかと思います。久しぶりのコメントありがとう。このところアウトドアらしいことをしていませんがニコちゃんカップは活躍中です。

      返信

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