スペイン語留学7週目 時制は無茶苦茶だけどでかい声で話してます

32日目

今日はホセにシェラでの出来事を語ります。昨日のブログで書いたようなことを話すとホセは爆笑していました。時制はめちゃくちゃで活用もたくさん間違えましたが、何とか話せることに驚きです。あらかじめ怪しい単語を書き出しておきましたが、あまり使わずに話すことができます。一体何が起きているのだかわかりません。相変わらず聞き取れないこともありますし、どのように言えばいいのかわからないこともたくさんあるのですがこちらが言いたいことがだいぶ口から出るようになりだしています。シェラへの小旅行でスペイン語学校へ見学に行った時も、君は少しスペイン語ができるんだねと言われたり、ガソリンスタンドでの雑談、マクドナルドでの注文、温泉で町のことを聞いた時もそうでした。確かに喋っているようですがそれを意識していません。レッスン中は常に新しいことにチャレンジしているのでいつもできていないのです。またこれについて語りなさいというような固定された枠の中でのレッスンが苦手な僕はうまく読めなかったり、同じ間違いを繰り返してばかりです。
でも今回は自由に話して良かったので、とても楽な気持ちで話すことができました。
レッスンは東屋の下で行われますが日陰なので少し肌寒さを感じます。他の生徒さんが日向へ出てきてレッスンをし始めましたが僕とホセの声がでかいのと大笑いしているので少しずつ離れて行ってしまいました。それを見て僕は悪いことをしちゃったかなと聞くと”こっちは楽しんでレッスンしているのだから気にすることはないよ”と言います。僕の声がでかい?と聞けばいいや全然大丈夫だと言ってくれるのでホッとしました。英語の時にはなかなかできなかった大きな声で話すことがスペイン語でできるのは発声の仕方を覚えたからだと思います。特に声をはっているわけではないのです。1センテンスを話す時に一息で話し切るようにしています。歌う時のようにお腹から息を出し続けます。音は口の形と舌の動きで息の通り道を変えることで音にします。このやり方を覚えてからは俄然楽になりました。口が開きっぱなしになるのでよだれが出てきます。話しすぎると口が乾き、ちょっと厄介です。でも彼らの口を見ていると同様の動きをしているのです。これなら早く喋る時は口を滑らかに動かすだけで十分です。練習をしたセンテンスはかなりのスピードで話せるようになっています。朝のカフェでは声を潜めて朗読していますが、店員の女性にしっかりと聞かれているようで、今朝はだいぶ上手に読めるようになってきたわねと言われてびっくりです。聞こえちゃっていたのですね。
今日は現在進行形をさらに習います。Be+ing の形は英語と同じですが、スペイン語では Estar(英語のbeに当たる動詞です)+endo または iendo で現在進行形と過去進行形を表します。これの他に seguir と continuar という動詞がEstarの代わりに使われます。seguir は keep continuar は continue です。これに endo iendo をつけることで進行形にも使えるのです。ちょっと違和感があります、どれを使っても同じ意味になるといいます。同じことを表すにしてもたくさんの言い方があるスペイン語の特徴でしょう。
また一つの動詞で同時に二つの事象を表す言葉もあります。andar という動詞は英語にすると to be に当たるのですが動作の始まりを表すことも出来、travel, work, going well, ride a bike, mix looking などの意味にも使われます。英語に訳すのはちょっと無理があるなんでも動詞なのです。ただし代表的な使い方は”存在した”(いた)と”移動しいていた”(歩いていた)と同時に表す時に使うようです。

Yo estuve 2 horas en wall mart.
I was in the wall mart 2 hours.
私はウォールマートに2時間いました。と言う意味です。

これを andar を使って話すと

Yo anduve 2 horas en wall mart.

となります。でもこの文にはもう一つの意味が含まれます。

Yo caminé 2 horas en wall mart.
I strolled(walk) in wall mart 2 hours.
私はウォールマートの中を2時間ぶらつきました。という意味です。

上の文は存在していたということを表しています。と同時にそこを歩いていたということも同時に表しているのです。ニュアンスとしては日本語の買い物に行ったよという言い方に似ています。場所と行為を同時に言い表しています。ウォールマートに買い物と言えば当然歩き回ったことも理解できますし、その場の情景を想像することが容易にできるのです。より限定的な言い方をするスペイン語なのにこんな言葉があるあたりが非常にめんどくさいのです。

これをスペイン語のみで説明され理解できる程度まで僕のレベルは到達していると考えれば話し始めているということも納得です。まだ自分では納得するとまではいっていませんが、ホテルのホアニータと話していても会話が成立していますし、彼女の息子とも話せます。露店の兄ちゃんとも会話ができてはいるけれども話せないと感じているのはどうして何でしょう。謎は深まるばかりです。
今日の一言
書かなければいけないことが溜まってきています。一つはホセの奥さんが織る帯の話し。ホセの奥さんが織る民族衣装の帯はとても素敵なデザインでしかも10年以上も使える耐久性を備えています。糸の染めから丈夫な植物の繊維を織り込んで行く作業は非常に根気のいる作業で見ていると息が詰まってしまうほどです。ひと月に4本しか織ることができない織物に僕は心を惹かれました。もう一つは貧困の家族の話しです。僕はある6人家族の家に行きました。奥さん一人で5人の子供を養っています。教会が建てた掘っ立て小屋に住んでいますが、地震でいつ崩れるかもしれない家なので夜はシスターの家に泊まりに行っています。子供はまだ小さく、二つの仕事をしても生きていくのが精一杯の母子家庭です。母親はスペイン語がうまく話せません。僕は子供に学校には行っているの?と聞くとウンと答えます。楽しいと聞くとウンと答えました。ノートや鉛筆は必要かいと聞くとにっこりと笑ってウンと答えます。僕はサンペドロに滞在中この二人の女性の生活を追ってみたくなりました。彼女たちに共通するのは非常に我慢強くできる仕事を懸命にしていることです。彼女たちの生き様を垣間見ることで僕がやりたいことのヒントを掴めたらと考えています。様々なことが頭に浮かびますがどうにも整理がつかず書き出せないままになっているのです。

スペイン語学習を第一に。まずは彼女たちと十分なコミュニケーションが取れるようにならなければなりません。でも同時に何かアクションを起こすなら考える間に行動するべきだとも感じています。この二つの事象の板挟み、苛立ちばかりつのります。
もう一つありました。インターネットラジオです。インタビューは勿論のこと開局準備もしなければいけません。早くデザインを決めないととこちらも気持ちばかりが焦ります。地道にやっていくことしか僕は方法を知りません。

Pocket
LINEで送る

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です