スペイン語留学6週目 自分が話せているのかいないのかイマイチわからん

26日目 変化のないのはいいことなのか

6週目に入りました。ものすごい早さで日が過ぎていきます。実質あとひと月半で1回目の留学が終わってしまうのです。これは焦ります。もう少し話せるようになってもいいのではと思う反面、実質ひと月でこれだけできるのだからと思う気持ちがせめぎ合います。話したいことがあまり話せないけれどレッスンでの会話にはついていける状態です。レッスンでは”私は””あなたは””彼は”と基本的な動詞を使い簡単な名詞をつなげてどこに行った何をしたということを言うだけです。でも日常生活においてそんなことを言うのは子供くらいです。大人の生活にはあまりそうした会話が出てこないのです。実際の生活では苦労の連続です。昨日の夜、オーナーが部屋をノックしています。ピザがどうのこうのと言っていますがよくわかりません。下に来てくれと言われ行ってみるとそこには困った顔をしたピザ屋さんがでっかいピザを持って立っていました。僕はここでやっとことの全容が理解できました。オーナーは僕がピザを注文したと思ったのです。でも僕にはそれを理解し、説明することができませんでした。僕はそれは僕の注文ではないよと説明しましたが問題は普段大人が使う言葉です。簡単な会話のはずなのにそれを理解できないのです。大人なら誰でも知っているようなことが僕には使えないのです。

学校で使うボキャブラリーは十分であっても一歩学校を出てしまえばそれらは役に立ちません。社会で使う言葉が圧倒的に少ないのが原因です。あれだけ苦労して覚えたのに使える言葉が少ないことに焦りを感じているのです。かと言って学校で習っている言葉も大切な言葉ばかり、基本的なインフォメーションのやりとりには欠かせないのです。日常に出てくる会話は”私は日本人です”とか”昨日釣りにいきました”などではないのです。

買い物の場面では”この半分でいいです””これくらいください””これで全部です”なんて簡単な一言が言えるだけで格段に買い物が楽になります。ホテルでも”ベットのシーツ取り換えておいてね””キッチンに鍋が見当たらないんだ””まな板どこいった?”これここに置いておいていい?”などが言えなくて苦労します。まな板ってなんて言ったっけ?鍋ってえーっと…などなど。胡椒ってなんだ、ナスってなんて言うの、歯磨き粉って?船酔いって、店の場所を説明したりも難しいのです。地震のことを聞かれてもなんていうのかわからなかったり、津波のことを聞かれても言われてから改めて知らない単語に気がつくのです。だしやみりんなんて買えるのかなぁと思ってもそれを聞くことができないのです。文法的にはわかっていてもボキャブラーリーや使う単語が学校と違いすぎて効果を実感できないのです。

何も日常生活で喋れるようになったという変化を感じられないまま2ヶ月目に突入ですが、文法的には習ったことが腑に落ちているのです。知識と技術の乖離が起きています。英語ではなかったこの現象、まるで日本人丸出しの勉強方法に疑問が生じます。会話を習いに来ているのにこれじゃ違うのじゃないかこのままでは失敗するんじゃないかと不安がよぎるのです。英会話では文法をもっとしっかりやっておけばよかったと思うのにスペイン語ではこれではダメだと感じてしまうなんて自分勝手もはなはだしいのです。言語を習うということは自分を信じることなんだとつくづく思うのです。

今週もレッスンは始まりました。宿題をこなして過去形の動詞を覚えていく。単調なレッスンが続きます。今日の宿題に困っています。自分の人生について語れと言われました。過去形の動詞を使うことが目的ですから難しいことは必要ないのですが、自分のことを語るのが大の苦手の僕は窮地に立たされています。”生まれてきちゃってゴメンなさい”の一言で片付けたいところですがこれからこれまでの動詞を総動員して文章を考えなくてはなりません。
今日の一言
学校の生徒がガタンと減りました。みなさん旅立たれたようです。いつもと違う静かな学校でした。一緒の宿にいるナオさんも今週でレッスンを終えて南米へ旅立たれます。旅する為のスペイン語は2週間もあれば十分にマスターできることに驚きます。僕は彼らとちょっと目的が違うのでもう少しじっくりとやらなくてなりません。今月はもう少し話せるように頑張らなくてはと思います。

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