スペイン語留学4週目 どう変わったのかホセに聞きました

留学開始から4週間が過ぎました。ここまで自分がどう変わったのか知りたい気持ちがあります。スペイン語に触れている期間は約3ヶ月耳から覚え始めることを主体にここまでやってきました。レッスンの最初、宿題である1日を語ることから始めました。一通り言い終わった後、ホセは困った顔になっていました。それはあまりにもたどたどしくお世辞にもしゃべっているという状態ではなかったからです。理由は簡単です。文をきちんと作ろうとするあまり大切な感じて喋ることができなかったからです。動詞があやふやで話の核となる部分ができないためです。

見かねたホセは1日に使う動詞をホワイトボードに書き出し、それに沿って話をしてくれました。僕はそれを録音させてもらいました。彼の話を聞いている間、僕は彼の言っていることが理解できているかチェックしています。とてもゆっくりと話してくれたので一言一句聞き漏らすことなく聞き取ることができていました。

ホセは話し終わると僕に全部わかったかと質問しました。僕はパーフェクトに理解できている。わからない単語は一つもなかったと答えました。そして僕はこのひと月で自分がどの程度変わったのか教えて欲しいと彼に言いました。

ホセはゆっくりと話し出します。僕が彼と出会った当初、何を言ってもわからないような顔ばかりだった。答えもわかりません。理解できませんとばかり言っていたよ。でも聞こうとする気持ちはとてもよくわかったので英語を使うことなくレッスンを進めてきたんだ。最近はとてもよく理解していることがわかるし、よく勉強していると思う。聞き取ることができてはいるけど話すのがまだなのはもっと練習が必要だということもわかっている。でも僕らはすでにスペイン語で話しているだろ、すでに君はスペイン語を話し始めているよ。これまでたくさんの動詞を教えてきたから全部を理解することは無理だし、これから徐々に使えるようになっていくための練習なのだから少しずつ進めることが大切さ、いまは情報が多くて混乱しているけどもうすぐそれらが全部一つにまとまってくるから大丈夫。さて今日のレッスンを始めようか。と評価をしてくれました。

言っていることはわかるのに同じように喋れないジレンマは英語の時にもありました。言葉を理解してから話し出すまでには時間差があります。赤ん坊が話し出すまでに随分と長い時間がかかるのと同じです。でもたとえ喋ることができなくても赤ん坊がこちらの話を理解していることは親はわかっています。話せるようになり出してもボキャブラリーの少ない子供にとって自分の思いを伝えることは難しいのです。でも彼らは自分の知っている単語を並べて一生懸命に伝える努力をしています。子供と大人の決定的な違いは僕ら大人は学び方を知っていることです。効率よく学び知識として言語を学ぶことのできる僕らは子供の怖いもの知らずの好奇心と同等かそれ以上のアドバンテージを持っているのです。

1ヶ月の成果としてはかなり満足のいく結果であると感じています。人の話を理解できるようになった僕はこれまで以上にコミュニケーションを取れるようになっています。同じような悩みを持つ友人たちと日々楽しみながらの勉強は辛いこともたくさんありますがそれを補ってあまりある充実感を感じることができています。ホセの評価を聞きちょっと安心しました。この1ヶ月の進捗状況を簡単に言うと

聞くことができるボキャブラリーは1500位でしょう。使うことができるボキャブラリーは200くらいです。
人の話を理解できるようになっています。
自分のことをシンプルに伝えられるようになりました。日本に来る外人がたどたどしい日本語で人にものを訪ねたりできる程度だと思ってください。
文法は、基本的なルールを一通り学びましたが、あやふやなところが点在します。理論的に理解するにはもう少しまとめの時間が必要だと感じています。
スピーキングはスムーズさに欠けています。使える単語の量が増えればかなりまともに喋れるようになると思います。口が言い回しを覚え出しています。エクスプレッションや会話に必要なつなぎの言葉を最初に覚えたのは正解でした。

20日目

質疑応答の練習を繰り返します。カランとはちょっと違いますが、簡単な質問にひたすら答えていきます。ホセが口頭で質問し僕はそれに答えます。イエス、ノークエスチョンが多いので質問内容を繰り返して答えるように工夫しています。答え終わった後にノートに質問を書き出してライティングと文法の練習にします。この時書いた質問を使ってナオさんとのカランに使用しています。さすがに素人二人の練習ですから思うようにはいきませんがとても役立っていることを感じます。

今日のレッスンでは新しいことは習いませんでした。これまであやふやにしてきた部分をちゃんとホセは見抜いていました。彼はそうした弱点の部分を重点的に質問をしてきて、理解度を確認し、ただしてくれました。これはちょっと驚いたのですが、短期留学が多いこの地域の学校で復習をしている場面をあまり見聞きしなかったからです。他の生徒に聞くとどんどん進んでしまい追いつかないと悲鳴をあげています。それは短期間で旅に必要なスペイン語を教えなくてはならない先生たちの事情があるからです。でも今、ホセは僕の目的を理解してそれに合わせたレッスンを提供してくれるようになっています。フィリピンではチームかももしを立ち上げ3人の先生に僕の英語を作ってもらいましたが、ここではホセとのコンビになりそうです。かももしコンビとでも言えばいいのかわかりませんが、勉強する体制が整ったことはいいことです。
今日の一言
自炊を始めて3日目でようやく調理器具に慣れ始めています。今日はパスタ。市場でほうれん草、ニンニク、トマト、ベーコン、玉ねぎを買い醤油で炒めた和風の味付けパスタを作りました。結構美味しくできて安上がりです。生活も安定して来てリズムが生まれ始めました。実質2ヶ月弱のここでの生活は軌道に乗りました。それはとてもいいことです。

ナオさんが同じレンタルルームに越してきました。シェア飯に練習にと僕には願ったり叶ったりの環境です。やはり日本語を話せるのはストレス解消になりますし、勉強と休息のメリハリができた気がします。ナオさんは2週間でレッスンを終えて南米へと旅立たれてしまいますが、それまでの間一緒に頑張ろうと思います。

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