スペイン語留学3週目 そっとそっとしておいて

3週目が始まりました。日曜日からレッスンは始まりました。風邪で休んだ分を補ってくれたのです。僕の都合で休んだのにレッスンをしてくれるのに驚きました。ホセはとても真摯に僕と向き合ってレッスンをしてくれます。真っ暗闇を歩くような感じから霧の中を行くぐらいには視界が開けてきました。より鮮明に見えてくるまであと少しというところです。あやふやな知識であっても今の僕にはとても大切なのです。レッスンが終わる瞬間から習ったことがフニャフニャと形を失いそうです。僕はそれを壊さないようにそっと脳の中で支えながら家路につくのです。

スペイン語を英語で学習しているため英語の辞書やフィリピンで使った教材を開き直すことが多くなります。必然的に英語も復習することになり思わぬ巧妙です。最近ちょっと自分の発音が気になりアクセントのテキストを読み返します。読んでいるうちにすっかり夢中になって3時間ほどテキストを読んでいました。以前は上手く読めなかった箇所も発音できるようになっています。もちろん忘れていたこともたくさんありましたが、僕の口は忘れていないようです。
10日目 英語とスペイン語の違い

単語の持つ意味
スペイン語と英語の単語の違いに戸惑っています。例えば英語のkindにはタイプを表す意味と親切という意味があります。スペイン語でkindと引くと二つに分かれて書かれています。一つはタイプを引くとtipoと出ます。しめしめと思いもう一つを引くとamableと出ました。ここで僕は”んん”と思いました。これじゃ日本語と同じじゃないの?英語ではkindといえばそれは二つの意味を表しますが日本語ではタイプと親切と言いわけなければなりません。英語でレッスンを進める僕にの頭の中で混乱が生じます。英語で考えれば1つの単語で済むのにスペイン語に変換する時に迷いが生じてしまうのです。頭の中でその部分を作り変えることがスムーズにできません。日本語でスペイン語を覚えようとすればタイプと親切は同じ単語ではないのでスムーズに覚えられたかもしれません。悩ましい問題です。

英語のbe動詞にあたるserとestarの違いがわかりません。serは変えられないものに使います。例えば”私は日本人です”いくら私はアフリカ人ですと言っても無駄です。僕が日本人であることは変えようがないのです。材料、時間などに使います。一方estarは場所や位置、感情を表す時に使います。
僕はこれらの違いが苦手です。例えばいつもムスッとして見える人に対してはどちらを使うのだろと考えてしまいます。例えば一時的に激昂している場合や何かいいことがあって舞い上げっている時はいいのです。でも普段からシリアスな顔つきをしている人を語る時どちらを使うのだろうと考えてしまいわからなくなるのです。
yo soy enojado.
yo estoy enojado.
私は怒っています。この二つの文にあるのは「私」と「怒っている」の二つです。be動詞にあたるsoy estoyは二つの単語をつなげる役割で〜であると言っています。ここにあるのはそれだけ、違いを表すことは日本語ではありません。ところがこの両者には違いがあるし、どちらの使い方もいいというのです。ここに来て僕はまたもや???となってしまいます。普遍的なものと変化するものとに分けられる両者の違いが僕には未だハッキリとわかりません。

11日目 いや〜パンクしそう

同級のジャスミンが「ヒデキ大丈夫?」と声をかけるほど久しぶりに憔悴しました。文法の勉強はそれだけで大変なのにノートに大切なことを書きながら質問に答え、疑問点を質問する作業に疲れ果ててしまいました。疑問文の質問があったのでそれを聞いたのが運の尽きでした。人と話していると基本的な疑問詞の前に何か言っているのです。僕にはそれがわからなくていつもちんぷんかんぷんな答えをしてしまいます。なぜだかずっとわからなかったのです。 “
“A” “DE” ”EN”などの簡単な音が大切な役割を果たしていました。どこへ行くのか?どこから来たのか?などを聞き分けることができていなかった僕がトンチンカンな答えをしていた訳がわかります。でもあまりにもバリエーションが多すぎてとても覚えきる自信がありません。同じことを聞くにも言い方が違ったり、答え方も様々です。それらを聞き分け答え方を考えなければなりません。今日はさすがに逃げ出したくなりました。

あまりにも一度機に多くの情報が頭の中に入ってきてすでに許容量を超えてしまいました。整理する時間が必要です。レッスン時間は4時間なのにフィリピンに比べて勉強時間が少なすぎます。フィリピンでは夜中まで出来ましたが、小さい子がいる家ではあまりゴソゴソとしているのも悪いのでどうしても寝るのは12時前になってしまいます。学校から帰って冷たいシャワーを浴び、ついでに震えながらの洗濯、終わるとドット疲れてしまいます。疲れを取るためのシャワーのはずがあの冷やっとする瞬間を考えると体が固まってしまい、リラックスするどころではありません。自習する時間が取れないことでやるべきことがどんどん増えていく一方です。土日を使ってなんとかまとめていますがそれでも勉強はコツコツするもの、人より覚えるのに時間がかかる僕にはかなり辛いものです。

泣き言になりましたが、いっぱいいっぱいになることは歓迎すべきことです。脳に負荷をかけなければ新しいことを覚えることはできません。今日の辛さは明日の快適を作る肥やしです。おそらく今が一番苦しい時、そして踏ん張りどころです。僕はすでにこの苦しさをフィリピンで経験しています。だからわかるのです。スペイン語を感じられるようになるまでもう一踏ん張りです。

今週の目標は基本的な文法の理解とボキャブラリーを増やすことです。今週は150個増を目指します。

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