便所にまつわる話

天候が悪くダイビングの講習ができません。ボートを係留する港が閉鎖され出船できない日が続きます。短期間の旅行者ならなキャンセルになるのかしら、自然相手の商売は苦労が多そうだなどと考えながら停滞が続きます。宿から出るのも億劫でゴロゴロとしているうちに昼寝してしまい。何もない日が続きます。ブログのネタもないので思いついたときに書きためたトイレに関するものをネタ帳からかき集めてみました。キレイな話は一つもありませんのでオススメできない回となっています。

便所の前で小さな机を置いて入ろうとする人から金を取るおばさんがいる。小銭を渡すといくばくかの紙を受け取り女衆は便器へと急ぐ、男衆は紙はもらわないが小便器を汚すから金を取られているのかわからない。公衆便所で金を稼いでいるあの人たちは一体何者なのだろう。

街道沿いの便所の前に人糞がある。した人の気持ちが伝わってくる、この人差し迫る事態にやっとこの便所を見つけたけど中を見て外の方がマシだと思い知らされたんだ、でも滅多な場所でするものではないから、礼儀正しく便所の前でして行ったんだ。

イヌが十字路の真ん中に掃き溜めたゴミの脇で糞をしている。こんな道の真ん中でよほど恥ずかしいだろうに、”こんなところで申し訳ございません”と伏目がちに用をすませると足早に通りの向こうに渡って行った。あのイヌも滅多な場所に粗相すると人様からお情けをもらえないことを知っているのだ。

歩行者天国の植え込みに向かってモゾモゾしている男。それを見て足早に立ち去る女衆、他の男衆は見ないふり。男もどことなく急いでいるのだけれど緊張してしまい出るものも出ない。なおさらに男は恥を大衆に晒すが止めるに止められず赤っ恥をかき続けていた。きっとこれに懲りてあのような場所で二度と立ち小便をすることはなかろう。

宿の便所でたまに見るマッチの燃えかす。今時の若者がこんな古い知恵を知っていることに驚く、リンを含んだマッチの頭が燃えると臭いを消す知恵は誰が考えたのだろう。荷物の多さに悩む旅人なのに、わざわざマッチを用意しているのだろうか。外国の便所は使わないときは開けておくのが習慣だが、出口でたまたま鉢合わせしたときにマッチの臭いがしたら大便をしたことが知れてしまうことは気にならないのだろうか。そんなときあのイヌのように伏し目がちで足早に去るときの気持ちもわかる。

 

田舎の立て付けの悪い便所の扉、軋んでいるのであろうと力いっぱい押す。扉がガタリと開くと中に女がしゃがんでいる。目が合いいっときの間が空く。しまったと思うが掛ける声が見つからずそのままそっと扉を閉める。女は固まったまま小便が止まらず動けない。あんぐりと開いた口と目が驚がくから怒りに変わる。足早に逃げる後ろから怒声と絶望に満ちた声がした。

 

今日の一言

天候にはかないません。明日は風がおさまることを祈るばかり。ダイビングはデリケートな遊びなのです。確かに水の中は楽しいけれど、お気軽でないところはいただけません。あと1日半のために何日待つことになるのやら。取得場所をまちがえたかな。

 

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