よろず走り書き15

ダイビングに挑戦

カンクンに滞在してダイビングライセンス取得に精を出しています。PADIという団体のもので、宿にあったチラシを頼りに申し込みました。まずは学科、分厚いテキストにちょっと驚きましたが、今日無事に合格です。テストを受けるのは楽しい経験です。人の評価を受けると自分の能力を知ることができるからです。この2日間は久々に勉強をしました。

知識と実際にやることには大きな開きがありますが、何事においても。なんで?どうして?ということを知りたがりの僕には未知の世界を知るいいチャンスです。でもなんでこうした講習のテキストはどの分野でも同じ作り込みなのでしょう。団体の既得権が見え隠れするような回りくどいテキストはこれから楽しもうとする人の出鼻をくじくような内容で面白くないのです。本来楽しむべき学びの場を台無しにするかのような作りにはちょっと残念な感じがするのは僕だけなのでしょうか。

明後日から実技講習が始まります。きっと失敗をやらかすのだと思うとそれだけでワクワクです。なぜって自分ができないことを知ることもまたとても楽しいのです。失敗自体を楽しめるなんてスバラシイと思うのです。仕事ではできないような大失態でも、こうした講習ではそれ自体が楽しさを倍増させるスパイスになるからです。水中で気絶したり、重りが重すぎて浮かび上がれないなんてシーンを想像しただけで心が躍ります。そういえば最近、スペイン語でも間違えることをなんとも思わなくなっています。様々な経験を通じて楽しむ術をわかってきたのかもしれません。とりあえず言ってみるなんて英語の時にはできなかったことです。相手がハテナ?顏をするのを見て”あーまた間違えちゃった”と笑うと相手に不思議と伝わりちゃんとした言葉を教えてくれたりするから不思議です。
出会いと別れ
安宿に長くいるとたくさんの旅人と知り合えます。興味深い話をお聞きすることができたり、ほとんど話す機会がないまま出発されていく人と様々です。一方で毎日のように別れがあります。旅を始めた時は、これが今生の別れとばかりに悲しみがこみ上げてきましたが。最近はまたいつかどこかできっと再会できると根拠のない妄想を抱くようになっています。別れは決して悲しいものではなく新たな出会いを生んでくれる起爆剤のようなもので、いい別れの後にはきっといい出会いが待っているような気がするのです。

SNSやメールの普及により交友関係は以前に比べて格段に距離が縮まりました。良き友人が増え、仕事をしていた時とは違った関係が少しずつ出来上がっていくのを実感しています。今日は宿の宿泊者がガラリと変わりました。寂しくもありますが、新しい雰囲気が出来上がっていくのを感じれるのはとても心地よいのです。
今日の一言
カンクンに予想外にとどまっています。宿の居心地がいいのはもちろんですが、ここには日常としての旅を感じるのです。変な言い方ですが僕は旅が日常化しています。普通の生活が旅のスパイスとなっているのです。先日、メキシコ人の大工さん(何でも屋さん)がやってきてゆるゆるの仕事の合間にガセネタを掴ませてくれました。亀の卵を食べられるというのでそこへ行ってみるとビーチしかありません。そこにいたおじさんに聞くとそんなものはないと一喝されて終了です。無駄足を踏んだと思いきやそこは素敵なビーチでした。人はほとんどいません。真っ白な砂浜が目の前に広がります。半島のくびれにあり前後を海に挟まれた気持ちの良いビーチです。宿でビーチに行きたいという女の子に話をすると連れて行ってもらいたいと言われ、思わぬデートができました。ここにはこれまでとはちょっと違った日々があってホッとするのです。亀おじさんの一言から始まるちょっとした物語は僕の旅を豊かにしてくれました。

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