食について考えたら自炊するしかないことに気がついた

 


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トランギアHPより1950年代のストームクッカー

長く世界を旅するバックパッカーの食生活はどんなものなのでしょう。世界中の名物や屋台料理、ときにはごちそうを食べられるなんてうらやましい限りだと思っていました。先日、バイクで世界一周をされた方の講演を聞きにいきました。その会場にいらしたGさんは、6年以上にわたり世界を旅された方でした。お話をうかがい驚きました。食事は1食1ドル以下を心がけたそうです。1日3ドル以下の計算です。私の平均的な1日の食事代は700円くらいです。おそらく切詰めればギリギリ300円くらいには出来るでしょうが大量購入と冷蔵庫での保存があればこその話です。

アメリカ大陸縦断中のぽこけんさんのブログ(写真がきれいでオススメです)を拝見しても自炊を徹底されています。彼は釣りの達人です。釣り上げた獲物で食卓に華を添えていました。そしていつも炊かれているご飯がとっても美味しそうなのです。私も同じバーナーを使っていますがいつも底を焦がしてしまうのでコツを聞いたところ「ボンベの圧を上げないこと」と教えてくださいました。確かに火力調整がそれなら効きます。まさに目からウロコの一言でした。
キャンプ場の料金は僕が思っていたより高く、innやモーテルもそうそう泊まれる値段ではありません。映画や小説にはアメリカの旅を題材にしたものは多いですが、多くの旅人がこの地に長く留まらない理由はこの辺りにあるのかも知れません。

自炊は嫌いではないのですが、キャンプ用品の使いにくさはなんとかならないものかと以前から思っていました。最近流行の軽量スタイルなら多少の使いにくさには目をつぶりますが、毎日のこととなれば話は別です。家庭用を持ち込めればいいのですが、さすがにかさばり過ぎです。そこで目をつけたのがトランギアです。雪平鍋のようなコッヘル、かまど状の風防、アルコールバーナーの組み合わせは一見、頼りなげに見えますが生産開始から基本構造が変わらないのは高性能の証。北欧の厳しい冬、嵐の夜でも調理が出来るように設計されています。なにせ名前がストームクッカーですから。
トランギアは、1925年にスウェーデン人のJohn E.Jonssonによって創設されたクックウェアメーカーです。取外し式の把手はスタッキングのスペースを生じさせません。またケトル寸法を鍋の内径に合わせるなどシステマチックな構造となっています。 それにアルコールバーナーの熱を効率よく使える構造で、1951年に生産が開始されからずっと基本仕様は変わっていません。

サイズはSとLの2種類、コッヘルのコーティングによる違いが3種類の6タイプ。物事の本質は両極にあると信じている僕は、もちろん一番シンプルなモデルを購入しました。なぜなら家にある鍋の中で一番使っているのは安物のアルマイト製の鍋だからです。ガンガン使える気軽さが生活に寄り添うということなのですね。大きさは調理のしやすさを考えてLを選びました。

実際に使用してみます。初めての器具なのでクセを掴んでおかなければなりません。まずは米1合を炊いてみます。ふたが無いことに気がつきました。それはあとで考えることにしてとりあえず代用品を使用します。水の分量を少しだけ多めにして強火で一気に沸騰させました。そのあと一番弱火にして8分、そして15分蒸らして待ちます。ガス台を使っての結果は上々でした。こびりつきも思った程でもないし、なれればおいしいご飯が炊けるはずです。パスタも茹でてみます。普通のタイプを折らずに茹でられるのが気に入りました。
出発までの間、これを使って食事のバラエティーを増やさないといけません。

 

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