カンペチェとメリダ(セノーテのやっつけビデオ)

カンペチェで心のオアシスに浸る
IMG_6038 (1)この町にStarbacksに寄るためにきました。世界遺産の町ですがそれは二の次です。アイスコーヒーを飲むためです。最近でこそちらほらと海外でも見かけるようになりましたがアイスコーヒーってあまりないのです。メキシコもしかり。でもスタバに行けば必ずあります。しかも世界共通のクオリティーなので安心して飲めるのです。氷に対する不安もなく僕にとっては旅の途中に出くわすオアシスのような物です。ホテルからバイクで向かいます。時刻は夕暮れです。初めて見るメキシコ湾の夕日にも目もくれず、僕はスタバに入りアイスコーヒーを頼みました。大きい町や観光地はあまり好きではありませんがスタバがあるのはこうした町、強い動機づけが働くと人間どこにでも行けるようです。それが僕にとってはアイスコーヒーです。メリダにも何軒かあり、僕としては非常に助かっています。1日中スタバで過ごしてもいいくらいです。

一息ついた僕はメリダにきているのだから有名な城壁ぐらいは見ておこうとぶらりと出かけます。すでに暗くなりカメラをどうするか迷いましたが、この町は平和そうです。路地には人々が出てきて子供と一緒に遊んでいます。大音量の音楽を鳴らし騒ぐ若者も見当たりません。カテドラルまで歩くことに決めました。

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メリダと清作さんと黄熱病

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清作さんは福島に生まれました。勉強がよくでき、研究者になりました。毒蛇、梅毒や黄熱病の研究で名を馳せました。でも玉には瑕もあるのです。金癖が悪くあちこちに金の無心をしては遊興に使い果たし、研究のためのお金まで使ってしまう。金欲しさにお金持ちの令嬢と婚約までしますが、ブスで頭が悪いと言ってアメリカに逃げてしまいます。小学校の教科書に載せてもいいのかしらと思うほどの悪たれです。そんな人の銅像がこの町にはあります。いったい何でこんな遊び人の銅像があるのだろうと思いました。調べてみるとオーラン病院の敷地内にあるとのこと、見に行ってみました。清作さんの銅像はどこにあるのか何人かに聞いてみますが皆さんまったく知りません。一人の看護婦さんが”あっちになんか銅像があるわよ”と教えてくれました。行ってみるとお決まりですが”うわっちっちゃっ”これが僕の感想です。名前が書かれたプレートの下に贈呈者のことが書かれたプレートがあります。玉川学園と書かれています。”???清作さんは玉川学園出身なの?”と思ったのでちょっと調べてみます。たまたまメキシコに来ていた玉川学園の創設者が清作さんの教え子に出会って、”銅像が欲しいのだけど”とおねだりされてしまったようです。50年ほど昔の話、海外に来られる日本人はとってもお金持ちでした。気前よくポンとあげたというのが真相のようです。メキシコの人々が清作さんの功績を讃えたものかと思いきや日本人があげたものだったんですね。ちょっとがっかりです。まぁ韓国があちこちに置きまくる慰安婦像のようにネガティブな像ではありませんが、彼の素行を考えるとこの町の女性も相当もて遊ばれたのではないか心配になってしまいました。今ならmixiやフェイスブック、LINEのコミュニティーで指名手配されてしまうかもしれません。でも外人に躊躇なくアタックできる清作さんの勇気は称賛に値するかもしれません。

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黄熱病は黒吐病とも言われる中南米とアフリカの風土病です。特効薬はなくワクチン接種で予防が可能です。流行地域に入国の際、イエローカードという証明書の提示が必要です。潜伏期間は3~6日で、突然の発熱、頭痛、背部痛、虚脱、悪心・嘔吐で発症。発症後3~4日で症状が軽快し、そのまま回復することも。でも重症例では、数時間~2日後に再燃し発熱、腎障害、鼻や歯根からの出血、黒色嘔吐、下血、子宮出血、黄疸などがみられる怖い病気です。清作さんの最後の言葉”I don’t understand.””(私にはわからない)という名言はこの病気に罹ったことから生まれました。

この偉人さんは野口英世さんです。偉人伝や教科書に登場するだけでなく、天才バカボンにまで登場しました。バカボンパパが顕微鏡を覗き込みバイキンに向かって”私は野口英世です。私は野口英世です。”と唱えるとバイキンが全て死滅してしまうほどのネームバリューの持ち主です。僕も旅立つ前に黄熱病の接種を受けてきました。でも黄熱病はウイルスです。当時の細菌しか見ることができなかった顕微鏡では見つけることができなかったと言われています。見えないものを探すロマンはいつの時代も変わらないのだと思いませんか。得てして名を馳せた偉人の逸話はこんなものです。見つけることができなかった黄熱病のウイルスをさも見つけたかのように教えを受けた僕はこう言った話には眉に唾して聞かねばならないと学びました。

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セノーテ

メリダで有名なものにセノーテがあります。メキシコに来らた是非ともセノーテで泳ぎたいと思っていました。セノーテは石灰岩地帯の陥没穴に地下水がたまったものです。驚くことに透明度100mという話もあります。ダイビングのライセンスを持っていない僕は深く潜ることはできませんが気軽に泳ぐこともできるようです。クサマという街に行きました。ここではセノーテに行くのに馬が引くトロッコに乗らなくてはいけません。これがとても趣があっていいのです。日本でならとても営業できないようなおんぼろ線路を小気味良い振動と音で楽しめます。馬は坂道になるとちょっとさぼり気味になるところが可愛くてオジさんといいコンビでトロッコを進めます。途中バイクに乗り換えます。ここで料金を払いました。350ペソと言われましたが、去年の情報では250ペソだったので300ペソに値切ります。バイクを降りて先にあるトロッコに乗り換えます。向かうセノーテは3箇所あります。

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IMG_6052トロッコを降りて言われるがままに進むとぽっかりと大きな穴が見えました。中を覗くと真っ青な水を満々と湛えたセノーテが現れます。太陽光が注ぐその場所だけまるでステージ上のスポットライトに照らし出されたように湖底が真っ白に見えました。水の青さを形容する日本語はたくさんありますが僕はこの青さを形容することができません。階段を降りて水際に立つとその透明度がさらに際立ちます。湖底に沈んだ木の枝や葉、石までもまるで地上で見るようにはっきりとその輪郭をさらしています。あまりにキレイすぎて深さすらわかりません。つるりとした岩

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肌は足の裏を滑らか包みます。ゆっくりと入ると水が肌にするりと入り込んでくるような優しさです。1歩踏み出せば宙に身体は浮き、全身から力が抜けていきます。決して冷たすぎずぬるすぎず、火照った身体がゆっくりと冷やされていくのを感じます。天井を見上げると太陽の光が一直線の矢となって僕に突き刺さってきます。それは先ほどまでのジリジリとしたものではなく温かく優しさに満ちた矢です。天井から垂れ下がる木の根が光の中に浮かび上がり、まるでラピュタにでもいるような感じです。飛行石を持っていたらこんな感じで浮くのでしょう。湖底に目やれば底に手が届きそうなほどくっきりと見えますが僕の足ははるか上にあるのがわかります。反対側の壁の下には大きく穴が空いていてここが鍾乳洞であることを教えてくれます。貸切のセノーテを泳ぎ、水のざわめきや壁に反射する音が僕を包み込んでいます。身体を水に預けてそっと漂えば天井のコウモリが出す音、鳥のさえずり、風が聞こえます。時を忘れ僕はこのままセノーテに飲み込まれてしまうような不思議な感覚に包まれてしまいました。

2つ目に向かいます。ここは小さな入り口から梯子を使って降りていきます。先に来ていたメキシコ人の女の子達と一緒になりました。ライフジャケットを着ていてもそのスタイルの良さがわかります。僕は飛び込んでもいいかと聞くと一番高いところを指差します。僕は頷いてそこまで登ると彼女達がカウントダウンをしてくれます。ドボンと飛び込んだ僕に拍手までしてくれました。今度は下まで潜ってこいと言います。壁を蹴って勢いよく潜りますが下までは行けませんでした。それでも浮き上がるまで結構な間があったので5m程潜ったのではないでしょうか、上を見ると天井まではっきりと見えます。水面がどこかわからないほどクリアな視界に感動します。

3つ目に向かいます。ここは真っ暗で懐中電灯なしでは進むことすら出来ません。トロッコのおじさんが一緒に来てくれます。明かりで照らされるままに進むといきなり水に落ちました。おじさんが慌てて僕を引き上げます。水がキレイすぎて水面が見えませんでした。おじさんが懐中電灯で照らしてくれる中、僕は一人奥まで泳ぎます。鍾乳洞の中を恐る恐る進むと先は真っ暗で全く見えません。降りてきた先ほどの女の子達は怖がって水に入ろうとしません。こんな暗い水にもナマズのような魚が泳いでいます。目がないかはわかりませんでしたがこんな場所に暮らせるなんてすごい生き物です。水から上がると彼女達が記念撮影に誘ってくれました。真っ暗で全然写りが悪いのに彼女達は大喜び、何が嬉しいのか理解できません。でも彼女達グイグイと抱きついてくるのでせっかく冷たい水に癒されたのに僕は再び頭に血が上ってしまいました。トロッコに乗って戻ります。これで300ペソは安すぎるくらいとても充実した経験をすることができました。

また一つやりたかったことができました。テレビやネットからでは決してわからない感覚を経験する喜びがありました。きっとダイビングのライセンスを持っていればもっと素晴らしい場所に潜ることも可能でしょう。いつかどこかでライセンスを取得できたらと思います。

今回、この町まで僕はバイクを使用しました。バスやツアーで来ることもできるようです。町には可愛らしいバイクタクシーがたくさんいてセノーテと呼びかけてきます。町から少し離れたトロッコ乗り場まではこれでいけるでしょう。トロッコも決してぼるようなことはなく、ちょっとした交渉で妥当な金額に落ち着くでしょう。田舎の良さがここには残っていました。現地でゴーグルや足ひれなどは借りることができませんでした。必要な方は準備をしていくといいでしょう。ライフジャケットは貸してくれます。最後に蚊がものすごいです。あっという間にたかってきます。ここら辺りからマラリアもあるようなので虫よけを持って行った方がいいでしょう。僕はムヒ虫除けを今回使っていますがまったく蚊を寄せ付けませんでした。水から上がった後、試しにそのままにしておくとあっという間に蚊が群がってきたので慌てて虫除けをつけると嘘のように蚊が避けていました。日本の物ってやはりすごいですね。

ビデオをとりあえずざっくり編集しておきます。とても綺麗なのでもう少しちゃんと編集をしないといけませんね。カンクンかキューバで編集ができるといいのですが、ビデオ編集は時間がかかるので大変です。

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