オアハカまで

IMG_5586朝起きると宿の前に自転車屋さんがありました。でもオイルやバイク用品のステッカーが貼ってあるのでちょっと気になり行ってみました。オイルはある?と聞くとMOTULのオイルがあります。シンセティックオイルが350ペソ(2500円ほど)です。工賃を聞くといらないと言うではありませんか、すぐにバイクを持ち込みオイル交換を済ませました。この宿、昨日泊まろうと思っていた途中の小さな街にホテルがなく悪い予感がしましたが仕方なく隣町まで行くことに、途中案の定、交通事故で通行止め。車が炎上していました。消し終わるまで待つしかありません。暗く成りかけた頃にやっと街に着きました。ホテルを探そうと走っていると後ろから追いついてきた地元のバイク乗りが話しかけてきました。僕はホテルを探していることを伝えるとなんとホテルまで案内してくれます。それだけでなくホテルの人に交渉してくれて安く泊まることができました。バイクを受け取り出発です。

 

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オアハカに着いた僕はちょっと面食らいました。 静かな田舎町を想像していたのに立派な街でとてもにぎわっています。大きな市場と観光客でいっぱいの広場、コロニアル建築にここがメキシコであることを忘れてしまいそうです。ホテルに着いた僕はちょっと街を散歩してみました。なるほど人々の顔つきが違います。先住民のインディヘナの人たちが多く背が低くてコロンとした可愛らしい体型の人がいます。教会のすぐ側の広場では木琴のような楽器を鳴らしている人がいたり、石段に座って日がなのんびりと過ごしている人もみられます。標高は1500mほどありますが、盆地のせいかとても暑く感じました。出店がずらりと並んだ通りを進むと民族衣装やアクササリーが売られていました。屋台も多く比較的安い値段で食べられそうです。僕はペンションアミーゴでマリコさんから聞いたモレというカレーのような食べ物を注文しました。モレはカカオが原材料のルーで初めて食べる味でした。少し辛く、カカオの風味がかすかにします。真っ黒なルーはちょっと不気味でしたが北海道で食べたスープカレーに似ているかもしれません。

 

IMG_5617街に着き先ずはホテル探しです。観光地なので1泊300ペソ以上なら1日だけの滞在にしようと思っていました。最初のホテルは150ペソだけど入り口には売春婦だらけです。彼女らがここにしなよと勧めますが、バイクは停められません。なのでパス。少し離れた場所を探しに行きます。市場からほど近い場所にホテルを見つけました。バイクが置けるかどうかは重要です。聞くと中に入れていいというので歩道の段差をぐいっと上がってバイクを突っ込みました。値段を聞くと1泊200ペソだと言います。内心やったと思いましたが、3泊するからおまけしてと言うと、少し考えてじゃぁ300ペソでいいよと言います。一瞬僕は聞き間違えたと思いましたが確認するとノートに300と書いています。いきなりの半額に僕は大喜びです。1泊100ペソで個室、シャワー、トイレ付きなら上等です。

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旅のスタイル
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僕の旅のスタイルが少し変わりました。アメリカ、カナダでは有名な場所をめぐる旅になりがちでしたが、そんな場所を見て周るうちにだんだんと名所旧跡に興味がわかなくなり始めています。どこに行っても同じように感じてしまうのは感覚が麻痺してしまったのでしょうか。北米でもそうでしたが、トレッキングやキャンプをしながらゆっくりと過ごすスタイルの方が好きなことがやっとハッキリしました。そこで出会う人々との会話や食事がとても楽しいのです。観光地ではそうした出会いが少ないのです。

確かに国立公園や名所旧跡ではお金を払えば観光ができますが、それは休みを取れない働いている時のスタイルではないかと思うのです。手っ取り早くその国のことを知るにはいいのですが、それでは圧倒的に体験することが少なすぎるのです。きっと他の旅行者も同じ気持ちなんでしょう。見ることに一生懸命になりすぎて人に構っている時間などないのです。それが名所旧跡で僕が興味があまりわかない原因だと気がつきました。お金で買うことができないスタイルの旅をしたい。今の僕にはお金はあまりありませんが時間はたくさんあるのです。そう必要なものはすでに手に入れていたのになかなかそれに気がつくことが出来ませんでした。メキシコに入り次々とガジェットが壊れ、焦った僕は旅を急ぎすぎていました。せっかくの時間を無駄にしていたのです。ここでいう無駄とは時間があるのにもかかわらず時間を節約していたということです。節約すべきはお金であって時間ではなかったことに日本人宿の若者たちに教えてもらいました。オアハカに着いた僕は拙いスペイン語で人と話すようになりました。使うほどに吸収されるのは言葉です。まだ英語のようにコミュニケーションをとることはできませんが、少し旅の楽しさが戻ってきました。

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