地図を折る

久しぶりの山行です。ここ何年かずっと富士山ばかりで山登りから随分と遠ざかっていました。丹沢や箱根は釣りや山菜採りで行ってはいましたが、裏山に散歩気分で歩き回っていたので地図など使わずでしたから地図読みもスッカリなまってしまいました。

今回、装備のテストを兼ねて南アルプスの玄関口にある鳳凰三山を歩きます。世界一周に向けた装備全般のアドバイスをしてくれた青木女史のオススメコースです。新宿某アウトドア系ショップに勤める彼女。知識と経験から語る説明はストンと音が聞こえる程腑に落ちます。自分の意見をキチンと伝えることができる中々の人物です。小柄な体と淡麗な容姿、才色兼備の彼女には四国の時から世話になりっばなしでした。青木さんどうもありがとう。お陰様で全て納得のいく装備が揃いました。

鳳凰三山は初めての山です。標高こそ3000mに届きませんが、標高差もあり登り甲斐がありそうです。日本の山ともしばらくお別れなので、のんびり山小屋利用で秋の山旅を愉しむことにします。

もうひとつ、GPSの使い方を覚えなければなりません。これまで使っていたGARMINのetrexは既に10年前の遺物と化してしまいました。新しいものを購入することにしました。使い方も精度も格段に向上していますが機能満載で慣れるのに時間が必要です。いくら良くなったとはいえ過信はいけません。やはり機械ものは壊れる定めだと覚悟しておかないとえらい目に会います。地図とGPSで補完し合うことが肝心です。

本屋に寄り、国土地理院の1/25000の地図を買います。ちょうど全ルートが一枚に収まった鳳凰山がありました。この地図は自分で折らなければなりません。地図の折り方は幾つかあるのですが、今回はミウラ折りにすることにしました。ミウラ折りは人工衛星の電池パネルなどにも応用される折り方でパッと開きパッと閉じる利点があります。小さくたためるのでしまいやすさも抜群です。久しぶりに折ったので少し不格好にはなりましたが機能的にはちゃんと折ることができました。

また地図は上が北を指す様になっていますが、コンパスが指す北は磁北と言ってズレがあります。そこで地図上に磁針方位を記入します。この地図は西偏6°20’の線をいれます。ここまでやっておけば後はコンパスを磁針方位の線に合わせれば正確な方向がわかります。

国土地理院の地図からは様々な情報を読み取ることが可能です。勾配、地勢、植物の種類、水場の予想、崖や沢。覚えておけば数百円でGPSと同等もしくはそれ以上に便利なものです。

地図を折りながらルートとなるドンドコ沢に目をやります。最初はなだらかですが白糸ノ滝を過ぎた辺りから登りがキツくなりそうです。針葉樹林の中を鳳凰小屋まで4時間半から5時間でいけそうです。沢沿いの道にかかる等高線が折れているので小さなアップダウンがあるのがわかります。広葉樹も散在しているので紅葉が始まっているとキレイな写真が撮れるかもしれません。

予定日はあいにくの台風予報、まったく今年は台風に縁があります。新しい合羽のテストもするか、台風一過の晴天を狙うか考え中です。山小屋で自然の猛威を感じながらコーヒーをすすりながら本を読むのも楽そうです。

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