よろず走り書き10

[:en]犬の恐怖

IMG_5081街に入ると徘徊している犬を多く見かけます。首輪もなく野良犬なのか飼い犬なのかの区別もつきません。一見大人しそうに見える犬たちは人や車を避けるようにしています。日中の暑さは彼らもこたえるのかだらりと横になっています。横を人が歩いてもなんでもないのです。ところが一度バイクを見かけると全員が立ち上がって仇でも見つけたかのように追いかけてくるのです。歯をむき出しにして吠えまくっています。明らかに敵意むき出しの形相に今にも噛みつかれそうになる恐怖。狂犬病が頭によぎります。いったい何でどいつもこいつも追いかけてくるのかさっぱりわかりません。あわやというところでかわしていますが、いつかやられるんではないかとヒヤヒヤです。

今日も10匹ほどの犬たちに一斉に追いかけられました。狭い通りを走っていると向こうに犬が見えました。すでに彼らは臨戦態勢に入り今か今かと待ち構えているのがわかりました。道はあいにくの砂利道でスピードを出すこともUターンすることもできません。意を決して中央突破を図ります。両サイドから迫り来る犬たち、特大の1匹がバイクと並走して今にも飛びかかろうとしています。僕も蹴り飛ばしてやろうと足に力を込めました。こちらの気配を察したのか少し飛び退くと悔しそうに吠えまくりながら諦めてくれました。50mほどの追走劇に肝を冷やしました。

最悪だったのはその後、僕は道を間違えてしまっていました。引き返さなければいけないと分かったと時の暗澹たる気持ちを察していただけるでしょうか。またあの恐怖を味あわなければいけないのです。帰りも犬たちは待ち構えていました。僕は密かに手に握ってきた石を思いっきり犬に投げつけました。ギャンという悲鳴とともに犬は転げています。他の犬たちが怯んでいるすきに退散です。周りにいた所在無げなおっさんたちも何が起きたのかと振り向いているのをバックミラーでみましたが僕は一目散に逃げました。
狂犬病は致死率100%の病気です。予防注射は打ってきましたが完全に罹らないというわけではないのです。噛まれた当日に注射、その後数ヶ月おきに注射を打たなければ発症する可能性がある怖い病気です。

東南アジアと同じ光景

IMG_5097砂埃のひどい街中の光景はまるでベトナムの田舎やフィリピンを思い出させる光景です。建物も人の佇まいも同じに感じるのです。言葉もそう全然わからないのにコミュニケーションが取れてしまうところがいいのです。片言のスペイン語で理解し合えるのが楽なのです。アメリカでは英語が喋れないとわかるとあっさり”お引き取りください”となってしまうのにここでは違います。楽しみながらのんびりとコミュニケーションができるのは旅人にとって居心地よく感じる条件です。紛れもなくメキシコはそんな地です。
夕方にテラスに出てのんびりとビールを飲みながらブログや日記をつけていると北米とは違ってゆったりとした気持ちになるのです。暑かった昼間が嘘のように涼しい風が吹き渡りゆっくりとピンク色に空が染まっていきます。人々の話し声がフィリピンにいる時のように路上にこだまして、思わずはぁ〜とため息が出るほど居心地よくなるのです。ちょっとばかり強面のメキシカンも話すと満面の笑顔になり、こちらがわかろうがわかるまいがどんどん話しかけてきます。もしスペイン語ができたらもっと楽しいでしょうに。たまにアメリカ人が話しかけてきます。彼らは英語が通じないことにストレスを感じているのでしょうか。そして僕が英語ができるとわかるとずっとおしゃべりをしたがるのです。英語ができる驚きとスペイン語ができない不自由さを一緒に感じているのがとても不思議な気分です。

IMG_5015だいぶ南下してきました。言葉はますます通じなくなり、田舎の風景に変わってきています。日中の暑さには参りますが、人気のない荒涼とした砂漠を走るのは気持ちがいいものです。気味の悪い植物ばかりで終焉の地をいく亡者のように恐れおののくこともありますがそれはそれで楽しいのです。あちらこちらで軍による検問があります。機関銃を持った兵士たちが待ち構えているとドキッとしますがトラックのみを対象としているようで僕はいつも行ってよしとなっています。[:ja]犬の恐怖

IMG_5081街に入ると徘徊している犬を多く見かけます。首輪もなく野良犬なのか飼い犬なのかの区別もつきません。一見大人しそうに見える犬たちは人や車を避けるようにしています。日中の暑さは彼らもこたえるのかだらりと横になっています。横を人が歩いてもなんでもないのです。ところが一度バイクを見かけると全員が立ち上がって仇でも見つけたかのように追いかけてくるのです。歯をむき出しにして吠えまくっています。明らかに敵意むき出しの形相に今にも噛みつかれそうになる恐怖。狂犬病が頭によぎります。いったい何でどいつもこいつも追いかけてくるのかさっぱりわかりません。あわやというところでかわしていますが、いつかやられるんではないかとヒヤヒヤです。

今日も10匹ほどの犬たちに一斉に追いかけられました。狭い通りを走っていると向こうに犬が見えました。すでに彼らは臨戦態勢に入り今か今かと待ち構えているのがわかりました。道はあいにくの砂利道でスピードを出すこともUターンすることもできません。意を決して中央突破を図ります。両サイドから迫り来る犬たち、特大の1匹がバイクと並走して今にも飛びかかろうとしています。僕も蹴り飛ばしてやろうと足に力を込めました。こちらの気配を察したのか少し飛び退くと悔しそうに吠えまくりながら諦めてくれました。50mほどの追走劇に肝を冷やしました。

最悪だったのはその後、僕は道を間違えてしまっていました。引き返さなければいけないと分かったと時の暗澹たる気持ちを察していただけるでしょうか。またあの恐怖を味あわなければいけないのです。帰りも犬たちは待ち構えていました。僕は密かに手に握ってきた石を思いっきり犬に投げつけました。ギャンという悲鳴とともに犬は転げています。他の犬たちが怯んでいるすきに退散です。周りにいた所在無げなおっさんたちも何が起きたのかと振り向いているのをバックミラーでみましたが僕は一目散に逃げました。
狂犬病は致死率100%の病気です。予防注射は打ってきましたが完全に罹らないというわけではないのです。噛まれた当日に注射、その後数ヶ月おきに注射を打たなければ発症する可能性がある怖い病気です。

東南アジアと同じ光景

IMG_5097砂埃のひどい街中の光景はまるでベトナムの田舎やフィリピンを思い出させる光景です。建物も人の佇まいも同じに感じるのです。言葉もそう全然わからないのにコミュニケーションが取れてしまうところがいいのです。片言のスペイン語で理解し合えるのが楽なのです。アメリカでは英語が喋れないとわかるとあっさり”お引き取りください”となってしまうのにここでは違います。楽しみながらのんびりとコミュニケーションができるのは旅人にとって居心地よく感じる条件です。紛れもなくメキシコはそんな地です。
夕方にテラスに出てのんびりとビールを飲みながらブログや日記をつけていると北米とは違ってゆったりとした気持ちになるのです。暑かった昼間が嘘のように涼しい風が吹き渡りゆっくりとピンク色に空が染まっていきます。人々の話し声がフィリピンにいる時のように路上にこだまして、思わずはぁ〜とため息が出るほど居心地よくなるのです。ちょっとばかり強面のメキシカンも話すと満面の笑顔になり、こちらがわかろうがわかるまいがどんどん話しかけてきます。もしスペイン語ができたらもっと楽しいでしょうに。たまにアメリカ人が話しかけてきます。彼らは英語が通じないことにストレスを感じているのでしょうか。そして僕が英語ができるとわかるとずっとおしゃべりをしたがるのです。英語ができる驚きとスペイン語ができない不自由さを一緒に感じているのがとても不思議な気分です。

IMG_5015だいぶ南下してきました。言葉はますます通じなくなり、田舎の風景に変わってきています。日中の暑さには参りますが、人気のない荒涼とした砂漠を走るのは気持ちがいいものです。気味の悪い植物ばかりで終焉の地をいく亡者のように恐れおののくこともありますがそれはそれで楽しいのです。あちらこちらで軍による検問があります。機関銃を持った兵士たちが待ち構えているとドキッとしますがトラックのみを対象としているようで僕はいつも行ってよしとなっています。[:]

Pocket
LINEで送る

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です