カナダ、アメリカでは随分とアウトドアショップのお世話になりました。見るだけでも楽しくて見慣れない商品を手にとっては使えるかどうか吟味するのはたまの楽しみとなりました。
カナダはMEC。皆さんメックと言っています。土地柄かカヌー、クライミング用品が充実していました。オリジナル商品も豊富でドイツから来たサイクリストはここでキャンプ用品を揃えていました。
バンクーバーのお店を紹介します。ノースバンクバーにあるお店はウインドベルさんからほど近く歩いていくことができます。僕はここで100リットルのバックを買いました。旅の途中で荷物が減っていったので処分してしまいましたが、耐久性も十分で防水機能もバッチリでした。
店内はこんな感じです。広いフロアいっぱいに様々なアウトドアグッズが溢れています。
日本でおなじみのスノーピークと思ったらちゃっかりパクっているモノがあったり。
でもこれとっても有名なメーカーBLACK DIAMONDの製品、やはり必要とされる道具は似通ってくるのでしょうか。
クマスプレーもずらり。これを買うには身分証明が必要です。他にも音で驚かすものや、花火のようなものも扱っていました。果たして実際に使用される率はどの程度なんだろうと考えてしまいました。
僕は使わないままでした。南米に強盗対策として持っていくことにしましたが役には立たなさそうです。
寝袋、マットです。寝袋は大きくてカナディアンサイズ。伸びるような工夫はされていなくゆったりとして寝やすそうですが、かさばっています。モンベルの3倍はあるでしょうか、とても持っていく気にはなりません。マットも同様、分厚いんです。一番薄いものでも僕のより厚く、とっても寝心地が良さそうなんですがこれも大きいんです。こっちの人の荷物はパッキング術とか全く考えていないような全部バックパックにくくりつけて力技で運んでしまうことができるので羨ましいなぁと思います。銀マットもありますが黄色いマットが厚さ、サイズ毎に売られていて感心しました。こうした量り売り的なやり方は思いつきませんでした。
ポップコーンメーカーとクマから食料を守るフードコンテナです。こんな大きなポップコーン作り気なんて誰も持っていないだろうと思っていましたが、彼らは平気で持ち込んでいました。鍋一つの重さに悩む自分がアホに見えてきます。クマよけのフードコンテナは頑丈というよりはツルツルと滑るように出来ていてクマが掴みきれないような感じです。シアトルから来た女性は僕にいかにコンパクトに食材をまとめるか力説してくれました。スノーピークのコンロが小さくて性能がいいこと、チタンのコッヘルにぴっちりスタッキングが出来てこんなに軽いのになんであなたはこんなに重いのを使っているのと言っていましたが彼女のフードコンテナは食べ物満載でズシリと重たくて軽く7〜8キロはありました。何か違うんです。
自転車特にMTB関連のパーツは豊富でパニアケースも種類が豊富です。おなじみのメーカーがずらりと並びますが自転車メーカーは日本ではあまり見かけないものが主流でした。価格もとても高く30万から80万ほどの自転車ばかりウイスラーが近いということもあるのでしょうがちょっと驚きでした。皆さん本格的に楽しまれていて僕なら腰が引けてしまいそうなトレイルを親子で楽しまれていました。
MECは会員になると割引が適用されます。誰でも会員になることができますので、大きな買い物をする予定のある人にはオススメです。店員さんの対応も親切です。商品知識は人によりけりでしたがハッキリとアドバイスをしてくれるので助かりました。