Bonneville Salt Flats から ネバダ州脱出

Bonneville Salt Flats

imageimage

image

 

 

 

 

アンソニーホプキンス主演の映画「世界最速のインディアン」で知られるBonneville Salt Flats はアメリカ合衆国ユタ州に位置するグレートソルト湖一つ、100平方マイルにも及ぶ平原が広がっている。毎年8月、ボンネビル・スピードウェイが開催され、地上最速を競うモータースポーツ『スピードウィーク』で知られている。

 

imageimage image

 

 

 

 

映画は1960年代、ニュージーランドの片田舎町に住む67歳の男バート・マンローが1920年型インディアン・スカウトでボンネビルへ行き、世界最速記録に挑む。「忘れるな。夢を追わない人間は野菜と同じだ」子供に諭す。彼はアメリカに渡り、ニュージーランド訛りの英語で苦労するがそれでもめげず…。というあらすじだがなかなか面白い映画だった。

 

ここはバイクの整備の先生モリガミくんのオススメの場所。どうしても行っておきたい場所だった。人間の力では到底できそうにない真っ平らな塩の大地が広がる。ここを思いきりバイクで走りたいところだけれど、ここでバイクを走らせたら最後サビサビとなってしまう。ボリビアのウユニ塩湖はこんな感じであろうかと思いをはせる。ただただ広く、どこまでも真っ白な塩の大地。歩くとサクサクと音がする。少し柔らかな感触。こんな場所で最速を目指すドライバーの気持ちはどんなものだったのだろう。
ダルトンハイウエイで出会った旅人の佐々木さんはココをリヤカーで歩くと言う。言葉は悪いがキチガイじみてる。ここもまた人が暮らすことを頑なに拒否している場所だった。

 

比べるものかないと感じなくなる
70キロにも及ぶ直線。先日40キロで驚いたのに倍近い直線だった。ただ、ここの場合周りはほぼ地平線。自分がどこにいるのか何も比べるものがない。こうなると距離感、速度感も無くなってしまう。前をゆく車は1キロ程でぐにゃぐにゃと歪むとゆらりと消えてしまう。路面には強烈な逃げ水が立ち込めていてほんの先さえ怪しくなる。風を切る音だけがヘルメットの中に響き、時間の感覚すらあやふやになってしまう。空はモヤがかかったようになり大地との境目すらない。かろうじて遠くに広がる蜃気楼がそれを示していた。最初にここを横切った人の絶望感はいかほどであったのだろう。確かな道がある今でさえ不安になるほど何もなく、果てしない。人間が手も足も出ないような自然がここにはあった。

 

爆走ネバダ州

image
ボンズビルを見終えて、一路、リノへ向かう。翌日にサンフランシスコに行くためにはどうしても距離を稼いでおかなければならない。幸いネバダ州で見るものがないので兎に角走ろうと決めていた、砂漠のような乾いた大地が続き、所々にカジノが点在する。見るべきものもない同じ大地が永遠に続くような州だった。UFOにのった宇宙人が西の空から光とともに現れて牛や人をさらっていく場所だと言われても寸分も疑わないほどの場所。アメリカ政府の宇宙人研究所の秘密施設の入り口があるのではないかしらと左右をみてはニンマリと笑う。モルダーやスカリーがやってきてトンチンカンなことを言い出すのではないかとガソリンスタンドで期待するがそれもなし。なにせ人もいない。暑すぎるのだろう。時速100キロで走っているうちはいいが止まった途端に汗が噴き出してどこかに消えていく。早く抜け出したいと思うがどうにもならなかった。半日かけ暗くなる頃リノに着く。でもここはカジノの街だった。どうにも雰囲気が好きになれず。少し先の山に行ってキャンプすることにした。暗くなりかけた頃ようやくカリフォルニアに入ってキャンプ場を見つけうどんをかき込んだ。

image image

image

Pocket
LINEで送る

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です