Anchorageにて

imageアンカレッジは大都会。まるで日本にいるのと変わらない。町にはみたことのあるレストランが並び、スーパーに行けばなんでも揃う。僕はこの町でやることがあった。一つはバイクのタンクバックを購入すること。もう一つはキングサーモンとダンジネスクラブを食べること。ここでも偶然から二つのことを無事に済ませることができた。

バイクのタンクにつけるタンクバックは酷使に耐え切れず1月余で壊れてしまった。僕の使い方が荒いのか、使い方を間違っているのかわからないがジッパーが壊れてしまい蓋がパカパカになってしまった。前についているバックはこれだけなので自然と使う機会が多くなる。あれもこれもと詰め込みすぎてしまった。もともと少し小さかったがこんなに早く壊れてしまうとは思わなかった。タケヤンが使っていたような大きなバックが欲しくなった。それとアンカレッジで手に入れたい理由は税金だ。アラスカでは税金がかからないのでとても安く手に入れることができる。ただバイクショップの場所がわからなかった。グーグルマップでググると幾つかのショップが出てきた。目星をつけて行ってみる。思った以上に大きな店だったが、あいにく大きなタンクバックはなく、取り寄せに1週間かかるというのであきらめかけた。その時いきなり声をかけられた。昨日タルキートなで出会った4人組の1人だ。彼はBMWに乗っていて、ウインカーが壊れてしまったので部品を変えに来ていた。偶然に驚くとともにやはりここでも救世主が現れたかと不思議な感じになった。彼に話すと他のバイクショップがいいと教えてくれた。道を聞き、そこに向かう途中何とREIの店を見つけた。青木さんからアウトドアショップの特集のリクエストを受けたばかりなので渡りに船と早速写真を撮りに行く。それと壊れたバックから落ちて壊れてしまったGOPROの値段も確認したかった。

image写真をパチパチ取って店内を回っている時見たことがないGOPROのモデルを見つけた。店員に聞くと新製品だという。値段も日本より数段やすい上に税金もかからないのでちょっと出費だけれど映像配信に欠かせないので買うことにした。
ひとしきり店内の写真を撮ってからバイク屋に向かう。行くと革製品を中心に扱っている店だがタンクバックも置いてあった。かなり丈夫そうでしかもデカイ。少し邪魔になるかなと思ったがこれならミラーレス機も入れられるので、綺麗な写真を撮ることができるようになりそうだ。レジに行くといつもの質問、すると私の親戚は日本で英語を教えているのと言う。ここでも話が盛り上がり、おまけまでしてもらった。もし彼に会わなければこの店にはたどり着かなかっただろう。
imageアンカレッジではどうしても食べたいモノがあった。キングサーモンとダンジネスクラブの二つ。
昔読んだ開高健のオーパアラスカ編に出てきた。彼の食べ方は豪快にして細部まで味わいつくす。芥川賞作家がそれを文字にする。読むほどにその味まで容易に想像がついた。今回アンカレッジに来ることが出来た。本物のキングサーモンとダンジネスクラブをどこで食べるかが問題だった。ネットで調べると気になる店がヒットした。ここでは本物のキングサーモンを出すと言う。それではと行ってみてひっくりかえるほど驚いた。店に入るときは暖簾をくぐり、木製のカウンターの向こうには捩り鉢巻きの小太りの親父がぶっきらぼうな日本語をしゃべっている。メニューはすべて日本語、演歌が鳴り響き、客も普通の日本語だ。ここは日本かと思うほどすべてが日本製湯飲みには魚の名前が漢字で連ねてある寿司屋のアレ、レジの上には火の用心と書かれた提灯。舞妓がのっかった羽子板に新メニューはじめましたと書かれたノボリ。イスの上にはしょっぱそうな座布団が置かれている。ここは沼津の市場かよと突っ込みたくなる。

image遠慮なく日本語で話しかけるとワンとおばあちゃんが聞いてきた。やっぱり英語かよと思ったが、こっちが日本人だと気がついた途端に好きなところへ座りなと言ってくれた。キングサーモンとダンジネスクラブを頼む。多すぎて食べきれないよと言われたがどうしても食べたい。小さなのでいいからと頼んだ。果たして出てきたのは大きなシャケ定食とワタリガニのお化けのようなやつだった。キングサーモンをシャケ焼きにして食べるのが正解かわからないが一口食べる。見事にシャケ定食であった。がっかりするべきなのか本物の日本食に喜ぶべきなのか悩んだimageが、これでいいのだと言い聞かせる。続いてダンジネスクラブ。濃厚にして豊潤、ブリブリに詰まった身はワタリガニとはまったくの別物、蒸したカニは下手な味付けがないだけにそのおいしさを堪能する。一口頬張った途端にハフハフホフホフと言ったきり最後のひとかけらまで一言も口を聞くことなく平らげてしまった。

 

imageこの店にきていた日本人に声をかけられる。見れば東南アジア系の女性を連れていた。彼女はフィリピン人だと言う。ここでも偶然から話が盛り上がる。なにせ彼女ケソンシティーに住んでいたというのだ、エベルモールを知っているかいと聞くともちろんと言う。久々にフィリピンネタで盛り上がるが人様の連れに気安く声をかけ続けるのも如何なものかといぶかしむ。それは彼女のおじさんに対する態度からもうかがい知れた。きっとねんごろなのだろうか。
腹一杯に食べてさてと食事を振り返る。一番印象に残ったのは正真正銘日本の米の味だったとは言えないな。

 

今日の一言

明日は、氷河を観れるという場所をタケヤンに教えてもらっているのでそこに向け出発しようと思います。このところ宿ばかり泊まっているのでキャンプもしたくなってきました。それにしてもキャンプ場が宿より高いとは恐れ入っちゃいます。もちろんやすい場所もあるがどうにも見つけにくいので困っています。キャンプ場についての考察でも書こうかしらと思えるほどですがそのうちに。アウトドアショップの特集は他の店も見て紹介したいと思っています。アンカレッジ、たった1日の滞在では何も見れませんがここにはあまり興味を引くものがありませんでした。

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