異国の温泉に癒されコロンビア人と日本人に出会う。

imageimage旅が始まって初の温泉。ウイスラーにいた時に1回素敵な温泉に行ってきたが、今回は久しぶりの湯船に身も心もとろけるてしまうほど気持ちのよいものだった。実はこの場所Skagwayで出会った3人から聞いていた。ホワイトホースに行くならこのキャンプサイトに行けと教えてくれた。

 

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imageimageビジターセンターで場所を聞いた時2人の日本人に会った。小澤悠紀くんはバックパッカーでバンクーバーからバスとヒッチハイクで来たと言う。ホワイトホースからはカヌーに乗って400キロほど降る旅に出る予定。しかもキャンプ道具はおろかカヌーにも乗ったことがないというから驚きだ。30ドルのテントと寝袋を買い、その他のものもこれから揃えるという。なんとも破天荒な青年だが、ここに来る前はフィリピンのバギオで英会話を勉強してきたと聞いて親近感が湧いた。もう一人は稲葉拓也くん。彼はランドナーでアンカレッジからひたすら漕いでここまできた青年。俗にいうチャリダーだが細身の体のどこにそんな力があるのかと思うほどガッツが滲み出ている。彼の装備はしっかりと考えられていて無駄がない。全ての所作がシステマチックで一人前の旅人としての風格があった。話を聞くとブッシュキャンプや教会の敷地なのに泊まりながら時に警察に連絡されて撤収したりと経験をしっかりと積んでいた。彼もブログを書いていて拝見すると自転車ならでは旅のスタイルに共感できることが多い。

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彼らと町外れのキャンプサイトをシェアすることにした。シャワー、WiFiがあり明るくキレイなキャンプサイトに行き久しぶりに蚊のいない場所に泊まることができた。

 

 

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翌朝、互いに旅の無事を祈りながら別れた僕はビジターセンターに行き。この後の情報を集めた。キャンプサイトの場所、道路の状況を一通り調べてから温泉に向かう。温泉はすぐに見つかった。近くにキャンプ場もある。僕は受付に行き値段を訊ねた。キャンプ場は$20ホステルは$30ドル、今夜は雨が降るわホステルの方が快適よの一言で僕の気持ちはホステルに決まった。暖かいベットに清潔なシーツ申し分ない。チェックインして応接室のソファーに横になる。いきなり外のバイクはお前のかい?とえらくスペイン語なまりの英語で話しかけてきたのはジュリアンだった。彼は一気にこの先のデンプスターハイウエーの素晴らしさをまくし立てたかと思うと町に行ってしまった。

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image温泉はプールになっていて1/3で仕切られている。ゆっくりと中に進む。口がほの字になり息が漏れてしまう。久々に味わう湯船に僕はどっぷりとつかった。お湯が体を包み込みじんわりとしみ込んでくる。ほーっとため息が3回ほど出てから頭の先まで浸かってしまう。もうとろけてしまうほど気持ちがいい。仕切られた狭い方が気になり行ってみるとこちらは湯温が高く日本の温泉と寸分違わない。急ぎそちらへ移る。極楽浄土はあの世ならぬここにあったのかと思うほどで他の客に惚けた顔を見られても一向に気にもならない。たっぷりと汗をかくまで首まで浸かりっぱなしだった。

明日はあいにくの雨。ジュリアンの勧めもあって1日停滞することにした。

image翌日からジュリアンと一緒の旅が始まった。彼はバイクのことをとてもよく教えてくれる。走り方や整備、荷造りの仕方まで。彼のアドバイスにはとても感謝している。2日かかりでたどり着こうと思っていたドーソンシティーまでの500キロは彼なくしてはできなかったと思う。彼の走りのペースはとても速く外人が僕を抜かしていく理由がわかった。ただし燃費は恐ろしく落ちるのでこのペースで旅を続けることはできないがハイスピードでの運転にもなれることができたのでレッスン料と思い我慢する。

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ドーソンシティーはゴールドラッシュでできた町で日本で言えば馬籠、妻籠目のような旗宿になっている感じ。昔ながらの建物が並びまるで西部劇や開拓劇の時代にタイムスリップしたような感がした。ショーを見に行こうというジュリアンについていくとフレンチカンカンやタップダンスを楽しむことができた。白人の若い子が一列に並び真っ白な足をブンブン振り回すのに見惚れてしまう。彼女らは舞台から降りてきては近場のおじさんに歩み寄り、頭を撫でたりアゴをしゃくられたりしている。おじさん大変喜び一緒に舞台に上がり足をブンブン振り回して楽しそうであった。

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翌日はTokという町まで行くという。途中砂利道が200キロ近く続く世界のてっぺんという道路を通る。町を出てすぐに川を渡らなくてはならず渡し舟に乗る。タダ。

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向こう岸に渡るとすぐに砂利道となり不機嫌になった。すれ違う車が来れば埃まみれとなり、抜かされれば跳ねた石がバンバンぶつかるのでまったく心地よくない。しかも雨が降り出し気温は急激に下がったので、寒くてたまらない。しばらく行くとアメリカ国境に到着する。パスポートを見せナンバーを見せたらおしまいだった。あまりに震えているので気の毒に思って簡単にしてくれたのかもしれない。係官は暖かい小屋の中でぬくぬくと検問するのでいいがこちらは吹きっさらしの中なので憎たらしくなった。

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山を下る途中、多くの人が砂金取りに勤しんでいる。この時代一獲千金もないだろうに。途中チキンという町で休憩。ここでも砂金が取れるらしく女が川の中でしゃがんでいる。見に行くと砂金を取っているのがわかったが、遠目には小便でも垂れているのかと思った。獲れたかと聞くと取れたいう。見せてみろというと小な小さな砂金を得意そうに見せびらかした。それでもあんな小粒のために冷たい川に浸かって石をひたする掻きまわすのはちょっとごめんだ。

Tokに着いたのは3時過ぎ、今日は楽だと思っているとジュリアンがまだ早いからフェアバンクスまで行こうと言い出した。まだ300キロ以上あるのに本気かと思ったが、どうやら目当ての宿があるらしい。必死になってすごくいい宿があるから行こうというので仕方なくついていくことにした。到着するととんでもないボロ宿で怪しげな男女が泊まっている。やってしまったという顔をするジュリアン。彼の言い訳は永遠と続いた。
あろうことか翌朝彼はそそくさと出発の準備をしている。どこに行くのだと聞くと北極圏のマークの場所まで行くという。道が悪く天気がモタなさそうなので僕はやめておく。せっかく前払いで2泊分も払ったのだし。バイクの整備をすることに決めた。まったくジュリアンの逃げ足には参ったが、とても親切にしてくれたので許すことにする。少し途方に暮れていると同じくバンクーバーでバイクを買った竹森さんから連絡があり、フェアバンクスで会いましょうとある。捨てる神あれば拾う神ありだなぁと思う。REIの店という有名なアウトドアショップに見学に行きビジターセンターで落ち合う。ニッカボッカにベストといういでたちで現れた竹森さんはダルトンハイウエイを目指すという。僕らはウォールマートに行き僕は反射板と空気入れを買い彼はクマスプレーを買った。

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ジュリアンが出て行ってしまったので、ボロいがホステルに来れば良いというと彼は助かりますと言ってやってきた。夕食を食べ洗濯をしてビールで乾杯した。彼はバイクで日本やオーストラリアなどを巡ったツワモノで明日タイヤ交換とオイル交換を手伝ってくれるというので今度は僕が助かりますと言った。
未だ決心がつかないが北の果ての町は確かに気になる。天候を見て行ってみようと思うが問題は燃費。最後の400キロはガソリンの補給ができないので僕のバイクでは相当に怪しい。ガソリンタンクを10リットルのものにすればいけるが重くなる。途中のキャンプ場に荷物を置いて強行軍で800キロを往復するかどうか考え中。
今日の一言
まったくジュリアンときたら勝手に決めて勝手にいなくなってしまいびっくりしました。ラテンの血はアラスカの天気のようです。それでも彼はとてもいい感じでした。そして新たに現れた竹森さん。彼もまた僕を助けてくれることになりました。この旅では不運に見舞われると不思議と誰かが現れて助けてくれます。つくづく縁というものはあるのだなぁと感じています。

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