熊に対する注意を聞いてきました

今日はウイスラーで催し物があり、熊のブースがあったので熊のことについて聞いてきました。熊には黒いのと茶色いのがいて茶色の熊はグリズリーというヒグマです。これは黒いのに比べると危険だそうで食べられてしまうこともあるそうです。大正15年に北海道の三毛別の六線沢で起きたヒグマによる7名の死者と3名の重症者を出す日本最大の獣害事件です。吉村昭の小説「羆嵐」にもなっていてヒグマの怖さがわかる小説でした。日本の有名な作家さんもアラスカでヒグマに食べられてしまいました。

これから向かうアラスカのヒグマは大きくて迫力満点です。できれば見てみたいのですが、キャンプサイトには来てほしくない動物No1です。ブースの女性によるとまずはHPを読めと言われました。バイクでアラスカに行くことを告げるとモーテルでしょ?と聞いてきました。僕はテントだと答えると色々な情報を丁寧に教えてくれました。彼女が言うには

食べ物とゴミはテントから離れた場所に置き、フードコンテナにしまうか、ロープで吊るしなさい
石鹸やシャンプーなどいい匂いのするもので体を洗ってはいけない
歯磨き粉もクリームもダメ
石油やガソリンの匂いも熊は好きなのでダメ
パジャマを決めてそれに着替えてからテントに入ること、決して食べ物の匂いがついた服で寝ない

と基本的な注意をしてくれます。
次にもし熊に会ってしまったらどうすればいいのと聞くと

ゆっくり、騒がず、低い声でしゃべりかけなさい
身につけているものを一つずつ置いて熊の気をそらしながらゆっくりと下がりなさい
もし襲ってきたら頭の後ろとお腹を手で隠すようにして熊が去るのを待ちなさい

と言います。そして熊スプレーは有効だから必ず持っていくように言われました。最後にあなたの旅の安全を願うわとにっこり笑って言われておしまいです。ちょっと怖くなりましたが早速帰ってウエブサイトを見てみます。info@bearsmart.comというサイトです
Bear Smart Guide for Campers

Do not leave coolers, food, garbage, recycling, dirty dishes or portable bbq’s unattended at your campsite. Take all garbage and recycling to the bear-proof containers provided as soon as possible.It’s always best to store food in “certified” bear-resistant containers or, as a last resort store in your vehicle with the windows rolled up.
Never keep food in tents. Even some toiletries are attractive to bears – particularly those with a strong odour – and may lure bears inside your tent. Don’t use any products containing citronella, especially candles or insect repellent – bears love citronella! Keep your fire pit clean and free of food residue. If food scraps aren’t burned completely, scoop them out and deposit them in a bear-proof garbage container.

「こえー」としか言いようがありません。虫除けのスプレーを使えば虫は寄ってこないけど熊が寄ってきてはたまりません。フローラルシャンプーで頭を洗ったりしたら僕の頭はデザートになってしまいます。ロクシタンのクリームを使ったりでもした日には食べてくださいと言っているようなものということです。たくさんのことが書かれすぎているのは熊が人を襲えばレンジャーは熊を殺さなくてはならなくなるので、そうした可能性を排除するためにはこのように多くのことを書かなければならないことはよくわかります。また実際に熊の被害に遭う方も年間数人はいるので仕方ないでしょう。全部を守りきることはとても難しそうです。自分が熊に食べられないため、僕を食べた熊が殺されないようにするためにちょっと知恵を絞らなければなりません。

あまり怖がりすぎてもいけないし、侮りすぎてもいけないというのが厄介です。でもそこに暮らす人がいて毎年キャンパーがたくさん訪れていることを考えれば言わずもがなですね。オフィシャルな情報は大切です。でもアンオフィシャルな情報も実は大切だということです。

これから行くSItkaではキャンプ場が幾つかありますが、ユースホステルも利用しようと思います。ジュノーやスキャグウェイでも街のキャンプ場か安宿利用をメインに、そこからはキャンプサイトの利用を考えています。

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