旅に出る前のメディカルチェックとケンジさん

image出来るだけ多くの友人、知人と会いたいと思っています。でも時間は限られてしまっているのです。さよならを言えた人、言えなかった人、会えた人、会えなかった人、出会いと別れが一緒くたになって一度機にやってきました。日本に帰ったら温泉にと思っていましたがそれは叶いそうにありません。それどころか湯船にすら浸かれていないのです。これが東京の忙しさなのかもしれません。なんでもあるけどなんにも出来ない不思議な都会です。ものすごいスピードで時間が過ぎて乗り遅れた途端に置いていかれてしまいます。移動にロマンスカーに新幹線をフルに使っても追いつくことができません。

image移動中にブログを書き溜め、英語の勉強をします。バッテリーの減ったiPhone とMac を目の前にあるコンセントから充電しながら次々と来るメーッセージに返信します。英語の時もあれば日本語の時もあります。ふと自分が仕事をしているような気になりました。これまで過ごした時間がどれほど貴重であったかをしみじみと感じました。フィリピンではあっという間に感じた時間は実はとてものんびりとした贅沢な時間であったのです。ゆっくりとベンチに座って風を感じ、人の話声を楽しみ、夜空に浮かんだ星を数えていたのに気がつかなかったなんて。

メディカルチェックを受けた病院の待合室ではテレビで有名なアニメの声優が認知症になったと報じています。ふと見ると病院のあちこちに認知症のポースターが貼られています。コメンテイターが認知症の初期症状を言っています。気になり聞いているとあーそれは僕だと思いました。続けてコメンテイターは3つ以上当てはまったらすぐに病院に行くように神妙な面持ちで言っています。僕は本気で言っているのかと我が耳を疑いました。絶対に医者に行ったら初期の認知症ですと言われるに違いないと確信しました。先生の診察を受けている時、僕はこのことを聞きました。この先生とはもう8年ほどの付き合いなのでなんでも気楽に話せます。「先生、新しい客層の開拓ですね。でも先生の専門ではないから先生はもうからなさそうですね」と聞くと「お前のような無資格診療を受けてくれる奴が毎日来れば儲かるよ、また日本に帰ったらおいで」と逆にやり込められてしまいました。

image今回の診察代は2件で5万円ほどかかりました。もちろん薬代込みの値段です。高いなぁと思うなかれ、僕は国民健康保険を市役所に80万円以上ぼったくられてしまいました。毎月5万円の診療費を払っても断然安いのです。しかも今回は先生が大サービスでいつもの何倍も出してくれたので実際はもっと少ないはずです。福祉を語る悪者は果たして簡易宿泊所の経営者なのかはたまたしたり顔の役所なのかわかりません。

 

clinic_img_01半年前僕は全ての歯の治療を済ませました。その時歯科衛生士さんから歯の磨き方を習いました。フィリピンでは教えを守り毎食後にきちんと言われたことを実行してきたのです。今回は歯の磨き方のチェックとブリッジにした歯の調子を見てもらうためのものです。歯垢などはなく綺麗ですよ。でも汚れがついていますね。掃除しましょう。と言われました。コーヒーやお茶、タバコなどが原因だと衛生士さんは言います。超音波で1本1本丁寧に掃除をしてくれました。鏡を見せられると真っ白な歯が目に飛び込んできました。彼女の技術の高さに脱帽です。これからもきっちり磨き続けてくださいねと言われ素直にハイと答えました。先生の診察はとても丁寧でした。それは前回に訪れた時と変わりません。小田原の255号沿いにあるきづな歯科はとてもいい歯医者さんです。診察も丁寧で親切です。歯科衛生士さんたちの可愛らしい笑顔は嫌な歯医者に行くことを楽しみに変えるほどのものです。彼女たちの指導も的確で本当に綺麗に歯を保つことができるようになりました。小田原近郊にお住いの方がいればどうぞ。

imageバイクの旅を通じて知り合いになった南北アメリカ大陸縦断ツーリングのケンジさんがわざわざ僕に会うために鹿児島から小田原までフェリーとバイクでやってきてくれました。ケンジさんはご自分のバイクでアメリカ大陸横断を目指していましたが輸送会社が見つからず、運の悪いことにカルネが使えなくなるという不運が重なってバイクの現地購入を計画しましたがうまくことが運ばなかったようです。お話を伺うと時間的に無理があるということで今回の旅を断念せざるを得ないと言われていました。以前から長年愛用されてきたバイクのオーバーホールや装備をコツコツ揃えてきているのを知っているだけに残念でなりません。ケンジさんのバイクは旅人の風格を備えた素敵なバイクでした。僕はあえて裏技を幾つか話しましたがケンジさんはキチンと整えた上で旅をされたいご様子でしたのであえてそれ以上言うことを僕はしませんでした。

十分なおもてなしもできず恐縮しっぱなしでしたが、ケンジさんとお会いできてとても勇気をいただけたような気がします。帰りしなにお土産とお守りまでいただいて本当に感謝しています。ケンジさんありがとう。鹿児島までの道中お気をつけて。

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