フィリピン留学20週目 マニーパッキャオ破れる

今日はフィリピンにとって特別な日でした。ボクシングの英雄マニー・パッキャオのタイトルマッチがラスベガスでおこなわれました。マニー・パッキャオは日本で言えば長嶋茂雄のような存在でほとんどのフィリピン人が彼のことが大好きです。以前開かれたタイトルマッチではマニラの道路から車がいなくなったと言われるほどです。そんな試合を観れるとあっては行かないわけにはいきません。生徒さんと誘い合って観戦に行くことにしました。

試合はラスベガスなのでスポーツバーを予約しました。会場は熱気に包まれます。飲み物をオーダーしてもまったく来ませんでした。それほどの人気です。パッキャオがリングに上がり国歌が流れます。もちろん全員起立して胸に手をあてます。国歌をこんなに素晴らしいものだと感じたのは初めてかもしれません。これまでアメリカの大リーグ、日本のサッカーなど数多くの試合で国歌斉唱を体験しましたが、こんなにも胸に大きなものが去来するのを感じたことはありませんでした。会場の雰囲気にのまれたのかもしれません。でもこの国の一体感を肌で感じることができた瞬間でした。

試合は一進一退の攻防が最終ラウンドまでもつれました。残念ながらパッキャオは負けてしまいました。会場は一気に意気消沈してしまいましたが、暴れるものもなく皆結果を受け止めています。肩を落としつつもパッキャオを悪く言う人は一人もいません。解説するような人もなく、責任云々を言う人も皆無でした。ただただ悲しんでいる姿にちょっと可愛さを感じました。

スポーツバーの後、一緒に観戦してくれた先生とその友達と食事に出かけました。今回EOP(english only policy)を導入しましたが生徒さん全員が守ってくれたのはとても良かったと思います。食事の席でも皆が英語で談笑しているのを見て試合で落ち込んだ気分もいくらか盛り返しました。日常のイベントで英会話を楽しく伸ばすきっかけになればいいのです。数人の生徒さんとは常に英語を使うようになっています。それはとてもいいことだと思うのです。
今週の勉強は変化の乏しい平坦な日々となりました。単語とディクテーションはコツコツとした作業です。野球やサッカーの練習と一緒である程度プレーができるようになり始めると練習は毎日の繰り返し作業になって行きます。これがとっても辛いのです。でもコツコツと続けた者だけが見れる世界があることを僕は知っています。スポーツも英語も同じです。基礎なしのテクニックはいっときは通用してもすぐに底が知れてしまいます。僕は基礎が固まっていません。当然です。たった5ヶ月の付け焼き刃ではたちまちボロが出てしまうのです。2週間の間に劇的に変わることなどないのです。明日から21週目です。すでにマネルからメールが届き、尻を叩かれています。

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