フィリピン留学15週目 アメリカンアクセントってなんだろうの巻

今日はアリスとのレッスンが一つあるだけでした。これまでの復習を2時間やります。各子音の音毎にこれまでやってきたことをおさらいしながらアリスにチェックしてもらっていきます。アリスが満足そうな声を出すときは正しく発音している時です。何も言わないときはできているけど練習を続けるべき音、出来ないときはアゲインと冷たく言います。ひどい時はWhat?、もっとひどい時は日本語でHIDE-SAN NANI SORE と素っ頓狂な声をあげて、あー私は悲しいと嘆きます。

僕はこのひと時が大好きです。本を見返すと細かなメモ書きやテクニックがたくさん書き込まれています。ちゃんと発音できるまでに1週間以上かかったセンテンスやどうにも苦手でやっと許しを得たセンテンスが次々と現れます。それとともにレッスンの風景が鮮明に蘇ります。ものすごく苦労したところはアリスも覚えていて、ちゃんと言えるととても満足そうにイエ〜ス グ〜ッドと言って目を細めています。あんなに難しくて発音できなかったのに今ではスラスラと言えるようになっているのが不思議です。かと思えば”Pie”をピーと発音して、アリスを呆れさせてしまったり”Deny”をデニーと読んで悲鳴を上げさせたりもしました。それはそれはとても楽しい時間です。

それでもチェックは厳しく入ります。小さな間違いをアリスは見逃しません。何回も何回も同じ単語の発音を繰り返します。でも今はすぐに自分の間違いに気がつくことができます。舌の使い方を矯正して口の開き方を正しく直すことができるようになっています。悪い癖は早めに直すことが肝心です。長文でも同じです。リンキングを忘れると全文やり直しです。
今回の復習で徹底的に直されたのは”languages” と “Cinderella” でした。日本人は”グエ”とみんなが言うそうです。シラブルが3つなので音の作り方が少し違います。単数形と複数形でシラブルが変わる音がどうも苦手です。シンデレラはとても有名人です。知らない人はいないでしょう。そんな人の名前を僕は未だに発音できません。rからlに持って行くとき舌が素早く動きません。

今日のレッスンは1時からでしたが、1時間が終わったところでコーヒーを入れました。後半の1時間にはたくさんの難関が待っています。僕はある作戦を思いつきました。リョウスケが残していってくれたラムをコーヒーにドボドボト入れました。アルコールで緊張をほぐしてみようとちょっとしたいたずらです。レッスンが始まり僕が頻繁にコーヒーを口にするのでアリスがいぶかしんでいます。僕は飲んでみろをアリスに勧めました。二人とも今日はレッスンが他になかったのです。アリスはナニコレと言ってから「コレはいい組み合わせだわ、今度私も試してみる」と言いました。「ナンでこんなことしてるの?」というので「緊張を解くためさ」と答えると「まぁいいわ」と言って笑っています。でもそのあと間違えるたびに「ヒデさん、酔っ払ってるの?」からかわれてしまいました。

レッスンが終わり雑談を少しします。アリスの声はとても明瞭で聞き取りやすいのです。それでもアメリカに住むアリスの友人からは違うと言われることがあるそうです。正しいアクセントが非常に重要だと言われる英語ですが、ブリティッシュ、オージー、キーウィー、アメリカンとそれぞれ特徴が違います。人により話し方に違いがあるように言葉の多様性は人の数だけあるのではないかしら?とフト考えていました。僕は僕の言葉をいつか見つけることができるのでしょうか?それはまだ先のことですがそれを考えることができるようになったのは嬉しいことです。

明日から16週目に入ります。いよいよ後半戦の始まりです。

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