フィリピン留学14週目 勉強は辛いんですの巻

image他の生徒さんからよく言われます「HIDEさんはホントに楽しんでますねー」。そうです僕はものすごく勉強を楽しんでいます。でもそれは”勉強が楽しい”ということではないのです。本来勉強はとっても辛いものなのです。それは僕らみんなが知っています。小中高と9年間にわたりみんなが経験した通りです。知らないことわからないことを覚えたり慣れたりすることは苦痛が伴います。なぜならうまくいかないからです。たった5〜10のアルファッベットの組み合わせがわからなかったり、8から10個の単語の並べ方が何回やってもうまく並べられないのです。僕らはこれらの作業がとても簡単なことだとは理解しています。でもそのやり方を覚える工程に戸惑っています。

僕のレッスンはいつも苦痛が伴います。
Does gas smell pleasant?

No, gas doesn’t smell pleasant, but it smells unpleasant.

Do flowers smell unpleasant?

No, flowers don’t smell unpleasant but they smell pleasant.

僕はこれらの文章をすんなりいうことが未だにできません。問題点は既に分かっています。

発音がしにくい
Does gas や gas doesn’t は母音にɘ とæを使用します。この二つの音は対照的で口の形が大きく変わります。
早口言葉の「バス、ガス爆発」は僕の苦手な言い方ですバスとdoesは似ているのでDoes gas や gas doesn’t は言いにくいのです。
解決法は口を慣らせばいいのです。大きな声で何回も言うだけで解決する簡単なトラブルです。

ルールが存在します
文法的なことが考え過ぎを招きます。一つの文章の中にsmell とsmells がでてきます。sがつくかつかないかの問題です。gas と flowers も悩みの種です。ガスの臭いは単数で花の匂いは複数なのが納得いきません。Does をつけるとsがなくなり・・・もちろん文法のルールは分かっています。でも感覚としてしっくりきていないのです。
gas は it でflowers は they に代名詞を使って簡単に言うのはわかります。でも僕はそれらを変換する作業が伴います。感覚として捉えらていないからです。
解決法は感覚で理解できるまで経験を積むことです。外人はみんなルールなど考えていません。

二つの文書を続けて言い分けるのは大作業
もし、どちらかの文章だけならここまで苦労しないでしょう。同じ形の文章なのに上記のルールがあるためにそれを考えなければいけません。
解決法もへったくれもありません。ルールさえ感覚で身につけばなんてことないでしょう。

この4から9の単語を並べる順を間違えてしまいます。
doesの置き場に迷います。頭では分かっているんです。でも「ガスの臭い」と「ガス」がごっちゃになるのです。なぜかわかりませんが僕の口が暴走します。gas smell doesn’t と言ってしまうのです。まったく困ったものです。
解決法は言い分けれるようにすればいいのです。「ガスの臭いが悪い」のか「ガス臭いのか」の違いです。

これらのことは全部頭では理解しているんです。文章だって簡単です。もっと長い文はスラスラ言えるのにこの文章が言えないのです。自分でもアホじゃないかしらと思いますが、こんな感じの文章がいくつかあるんです。この手の文章が現れた時の苦痛と言ったらもう「自己嫌悪、怒り、嘲り、不安、焦燥、苛立」ありとあらゆるネガティブな単語が僕に襲いかかってきます。体に力が入り、前のめりに傾きます。目は吊りあがり口はへの字にそして重く。手と背中にはじっとりと冷たい汗を感じます。頭は沸騰し思考能力は授業中にフラフラ歩き出す小学生並みに落ちてしまいます。

そう。僕のレッスンは時としてとっても辛くて嫌なんです。でも僕にはどうして自分が困っているのかを見つける術が残っています。「出来ないところ」「分からないところ」が分かれば解決できます。あとは”やる”か” やらない”かの選択しかありません。もちろん僕は”やる”と選択します。僕が楽しんでいるのはこのパズルのような自分探しです。できないことができるようになる過程は自分を通して見るドキュメントです。この上ないエンターテイメントだと思います。

簡単なことはいくら処理しても”慣れ”しか生みません。できないことを無理やり脳にやらせるから発達すると思うのです。ちょっと無理目のことをやり続けている僕はいつまでたっても自分の英語の伸びを感じていないのです。時折、アッと思う程度はいいのです。でも心地よくレッスンを続けることを僕はヨシとしません。僕は苦痛なレッスンが大好きなのです。でも変な趣味はありませんよ。

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