フィリピン留学13週目 言葉に気持ちはのっているかの巻

13週目のレッスンが終わりました。依然としてモヤモヤした感じがつきまとっています。ねっとりとした業の海を煩悩の舟で漕ぎ進んでいる気分です。何回も聞き間違え、読み間違え、つかえ、簡単なことを言うことができません。体に力が入り緊張しているのがわかります。リラックスを心がけますがなかなかうまくはいきませんでした。うまくいかないときはこんなものです。まだスランプに陥ってから5日か6日しか経っていません。とりあえず今週をなんとか乗り切れたことを素直に喜ぶことにしました。

image今日はカレンとのトピック会話から始まりました。お題は「はだしのゲンです」カレンはこの漫画について僕の意見が聞きたいと言います。この課題を出された時、正直できるかなぁと不安でした。
この物語は、ゲンという少年の目を通して広島の原爆投下、敗戦後の混乱、戦争責任が描かれた漫画です。数年前、この漫画の閲覧を巡ってちょっとした議論が湧きました。今回はこのことをトピックとして話すことにしました。
よく外国に行ったら”政治””宗教””人種”の話はするなと言われますが、得てしてこうした話題にはデリケートな問題がつきものだからです。事実認識や気持ちの問題が多分に含まれる話題なのでこうした話をするときはなるべくニュートラルな立場で話すようにしてきました。日本語でなら言葉を選び、事実について話すことができますが、英語となると僕にはそんな力はありません。言葉にのせる気持ちがきちんと選べるか心配です。
カレンはすでにこの漫画を知っていることからYOUTUBEでアニメーション版の映像を見ることから始めます。かなり残酷なシーンが描かれています。見終わってからこの漫画が「原爆被害と被爆者差別」「戦後の混乱と天皇を含めた戦争責任」の2つの構成からできていることを説明しました。

次にある地方都市から全国紙の新聞で取り上げられたことを挙げ、代表的な意見を図にして用意しました。賛成派、反対派の意見は大きく2つ「子供の教育に関して」「歴史認識と政治的な背景」であることを説明しました。それしこれらの意見を語るグループがざっくり4つであったことを図にします。語弊を気にせず言えば「右翼と左翼」「教育の規制と表現の自由」です。

それぞれの主張を説明し、僕の意見を述べました。使い慣れない単語がたくさんあるので、単語を書き出した紙を使っての説明でしたが難しいことを言うのはできないので簡単な言い回しで伝えることを心がけます。
例えば
原爆投下  American army used atomic bomb
2部構成から成る物語  This comic has two stories.
対立する意見  opposing opinion
賛成反対   pro accese and anti accese
などです。これまでカレンから教わった多くの単語をなるべく使い、知っている単語から使える単語にできるようにします。

お題は難しいものでしたが、シンプルに伝えることで大まかな概要は伝わったようです。毎回、プレゼンの方法を変えながら説明します。終わった後に文法チェックや単語の使い方、言い回しなどを復習します。EBは最近ビジネスに特化したスピーキングメソッドを導入しました。先生たちも勉強をしているようで、プレゼンの仕方や資料の作り方などに興味があるようです。互いの国の文化を教え合いながら進めるレッスンは英会話の幅を広げてくれます。アメリカンアクセントの例文や、カランの例文も随分と使えるようになり、会話にバラエティーが出てきました。

日本語で書くと随分とカッコよくなってしまいますが、内容はひどいものです。あとから”あー言えばよかった””こう言えばよかった”と反省しきりです。

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