フィリピン留学13週目 正直に告白ましたの巻

異変は昨日の午後のレッスンから感じていました。宿題を暗記しようにもまったく頭に入りません。先生の声がまったく聞き取れません。言葉が急に出なくなりました。5時にレッスンが終わると同時にベットに倒れこみ夕食の時間まで寝てしまいました。夜には復習も予習もうわの空です。何をやっても何も入りません。これじゃいかんと思いつつ疲労感に包まれて寝てしまいました。

今朝、起きると昨日の単語はすべて忘れています。あわてて覚えなおそうとしますが気力が出ません。今日のレッスンを全部キャンセルしたくなりました。明らかに脳が英語を拒否しているのがわかります。一大事だと思いました。ここまで多少の山あり谷ありはありましたが僕にやる気はあるのに身体が拒否するとは思ってもみませんでした。

レッスンまであと1時間を前にしてギブアップです。ベットに横になり少し目をつむってウトウトとしているとコンコンとノックの音で我にかえりました。”しまった!”と思っても手遅れです。カレンが明るく部屋に入ってきます。How are you Mr.Hide-san と聞かれます。僕は観念してI feel strang. と正直に言いました。気持ちや身体の異変を伝えることはとても難しかったのですがカレンはわかったくれたようです。

カレンは「私たち先生はあなたと英語をつなぐトンネルのようなものなの、ときに私たちは多くの情報を与え過ぎてしまって生徒がトンネルを閉ざしてしまうことはよくあることよ。でもそんな時にはそれを伝えてくれればいいの、だからトンネルを塞がないで」「私たちの頭には箱があっておもちゃをたくさん入れることが楽しいけれど時には片付けないと溢れてしまうのよ。あなたはここに来てからずっと勉強しっぱなしよ。おもちゃが溢れているんだわ、時には休まないといけないと思う」「朝早起きして、公園か大学のキャンパスの緑の中でのんびりとするといいわ、腰を下ろして人々がジョギングしてるのを眺めるの、何も考えずにいる時間はきっとあなたを助けるわ」と言いました。

20代前半の娘にこんなことを言われてしまうなんてヤキがまわったものです。でも不思議なことにスッと心が軽くなりました。一心不乱に頑張っているのに思うにまかせない勉強が負担になっていたのかもしれません。カレンはレッスンを始めました。あれほど苦労しても覚えられなかった単語ですがカレンはうまく思い出せるように導いてくれます。出来はひどいものでしたが、あれほど逃げ出したかったレッスンはあっという間に終わってしまいました。

アリスとのレッスンでも同じです。アリスは調子が悪くなっているのをわかっていたようです。「プラクティスよヒデさん、もうわかっているでしょ」と言ってニッコリと笑います。決してプッシュせずにいつもと変わらずレッスンをします。できなくても彼は何も言いません。僕が納得するまで言い直すのをわかっているかのようです。自分で出来たと思った時に次と言います。29歳の若者にここまで見透かされてしまいました。
帰りがけに明日が楽しみだわと言って帰って行きました。

最後のレッスンです。マネルにも正直に話しました。彼女とのレッスンは苦手を克服するためにかなり厳しい状況になることがしばしばあります。僕がお願いしていることなので彼女は心を鬼にして接してくれます。彼女はちょっとプッシュしすぎたかもしれないと考えていました。「あなたの気分を害してしまったかもしれないと思ってメールしようとしたけどできなかったのよ」と言います。僕はあわててこの違和感は僕が原因だからと謝りました。30分ほどかけてよく話し合ってこれまで通りやっていくことを確かめます。ついでと言ってはなんですが、3つの大切なことを彼女にも聞きました。

Be patient
彼女は語学には長い時間が必要だと言います。「我慢強く勉強したものにしかわからないことが未来には待っているわ、すぐに諦めてしまう生徒は多いけど、あきらめなかった生徒はみんな上達しているの、耐えることはとても大切なことよ」
Be positive
「出来ると信じたものができるのよ、できないことはたくさんあるわ、グラマーにしてもアクセントにしても私もまだまだ完璧ではないの、でも私は英語を楽しんでいるわ」「すぐに諦めてしまう生徒は英語が嫌いになってしまうの、少しやってダメだと諦めてしまうのは間違っているわ、耐えることと出来ると信じて」
Be hard working/Be resourceful
「勉強した人ができるのよ、あなたがずっと勉強しているのは知っているわ、でも時には場所を変えたりすることもいいのよ、なにもこの部屋だけが勉強する場所ではないの、映画を見たり旅行に行ったりすることもとてもいいことよ、機転を利かせて」

と彼女は言いました。僕との話の後だったので若干僕に対するアドバイスになってしまいましたが、彼女もまた他の二人と似たようなことを言いました。レッスンを再開です。彼女も僕も腫れ物に触るようにレッスンを進めて行きます。まったくなっていませんが今日は楽に感じました。少しだけ心を開けたのかもしれません。このスランプはまだ残っていますが遠からず抜け出すことができると信じて練習です。依然として頭には入りません。でもやらなければなにも残りません。

How will you know if you don’t try.

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フィリピン留学13週目 正直に告白ましたの巻」への2件のフィードバック

  1. あおき

    HIDEKIさん、お疲れ様です!
    毎日HIDEKIさんのように前向きに勉強していたら、私なんて
    もっと前にとっくにパンクしてたと思いますよw
    たまには何も考えず鼻くそほじりながら
    自分が何語話すなんで忘れてにゃーにゃーゴロゴロしてる時間も
    人間必要な気がします。

    にしても、正直に話すHIDEKIさんは素敵です。
    等身大でいれることがなんて難しいことか。。
    学ばせてもらっております。

    返信
    1. HIDEKI 投稿作成者

      あおきさん
      年頃の乙女が”ハナクソ”などと下品な言葉づかいはいけません。実にけしからんことです(笑)
      I’m usually absent minded.あまりボーッとしているとご飯を2度食べ出したり、家に帰れなくなったり、あおきさんのことを忘れてしまうかもしれません。それはあまりに悲しいのでホドホドにボーッとしてみることにします。
      でも、ありがとうございます。まだ心は折れていませんよ。

      返信

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