旅力がなくたって

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ある日

ホテルの一室で大切な相棒がグンナリしたきり、もの言わなくなった。
いろんな国を一緒に周った相棒を失い、胸にポカリと穴があいた。奴の協力なしには一歩も進めないような弱気が僕を締め付けてくる。旅力がない僕がいろんな国を旅してこれたのは奴の力だったと気がつく。

航空券の海外発券、カウンターで「ヨヤクナンテナイヨ」と言い張る意地悪で太った女に必死で「ゼッタイニアル」と言い張りチケットを勝ち取ってくれた
SIMの設定が上手くいかず不貞腐れてたくせに、アオ目の姉さんにいじられた途端に機嫌良く動きだし
道の端でオタオタと帰り道を探した時、反対方向に行ったのはオマエだろと開きなおり、わざわざ1ブロック四方を使って引き返す道を強要する
イケイケと言うから行ったオイスターバー、得意顔でオカマちゃんを口説いてしまい慌てて逃げ出した
物欲しそうな顔をしたタクシーの運ちゃん達に囲まれて、危なく拐われそうになった時だって助けてやったのに

長旅を共にしてきた親友にアレを詰め込みコレを押し込んだ。すべて頼りきりでゴメンナサイ。

東京の銀座の名医を訪ね予約する。「アタラシイモノニナルカモシレマセン」と言われ「タイセツナンデス、ナニトゾ」と懇願した。
果たして、30分後。アタマの中身をすべて抜かれ呆けてはいるけれどしっかりと目を開けて戻ってきた。記憶を失った相棒に「お前なんか居なくても旅は出来るんだぞ」と悪態をつく。

おかえり。さて、次はどこに行こうか?しっかり頭の中に入れておけよ。iPad 仲良く行こうぜ。

銀座Appleのkenichiさんへ
あきらめずに直してくださり、ありがとうございました。 本当に感謝しています。

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